리와인드 구마모토 (Re-wind Kumamoto) Posted on 2024年2月22日2024年2月22日 by ira_k Jang Ji-won, Galaxy Express/109mm × 69.5mm x 14mm/196 Pages (Korean/Japanese) この本と音楽を通して、見慣れたようで見慣れない別の世界に出会ってほしい。 『リワインド熊本』は、作者のチャン・ジウォンソンが父親の […]
〈 寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常 Posted on 2024年2月4日2024年10月24日 by ira_k 上川多実 著/里山社/四六判/288ページ 日常から差別について伝える、まったく新しい部落ルーツエッセイ 「夕ご飯何にしようとか、幼稚園でこんなことがあったらしいとか、私たちはおしゃべりをしながら子どもが遊び終わるのを待つ。そういう日常の話題と同じように、その日は私は公園で、いつも通り […]
だめ連の資本主義よりたのしく生きる Posted on 2024年1月18日2025年3月7日 by ira_k 神長恒一+ペペ長谷川 著/現代書館/四六判/472ページ 行きすぎた資本主義と競争社会。 格差、貧困、生きづらさ、うつ、孤独……地球温暖化。 このどんづまった世の中で、資本主義よりたのしい社会を 夢見て生きていくアナーキーな実践の書。 働かない、笑う、踊る、闘う、 寝そべる、集う、語り […]
アマゾン始末記 Posted on 2023年12月10日2023年12月10日 by ira_k ハーポ部長/ヒビノクラシ出版/四六判/182頁 響き渡る治癒歌イカロ フラッシュバックするアマゾンでの日々 植物の精霊に乗って 霊媒ネットワークにコネクション ヴィジョンか、幻覚か、はたまた…… 2016年10月から2023年11月まで。実際につけていた南米アマゾン日記と、帰国後の日記 […]
PTUHKI 24E30M Posted on 2023年12月9日2023年12月10日 by ira_k 聶 澤文 写真/25.8cm × 36.5cm/42ページ(中文/日本語/English) 中国江西省出身の写真家・聶 澤文(ネ・タクブン)による写真集。2019年8月と11月に香港を訪れた聶は、街頭で繰り広げられていた民主化闘争をスローシャッターで記録した。タイトルは、警察官がつける […]
四つの未来──〈ポスト資本主義〉を展望するための四類型 Posted on 2023年11月19日2023年11月19日 by ira_k ピーター・フレイズ(著) 酒井隆史(訳)/以文社/四六版 並製/272ページ 2010年代からはじまった「新世代」による世界的な知的・実践的ムーヴメントを牽引した『ジャコバン』誌の立ち上げメンバーであり編集委員のピーター・フレイズが放つ、「資本主義以後」の世界へ向けた四つの展望。 本書 […]
小山さんノート Posted on 2023年10月31日2024年6月7日 by ira_k 小山さんノートワークショップ編/エトセトラブックス/四六版変 並製/288ページ 「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。 時間の許される限り、私は私自身でありたい――2013年に亡くなるまで公園で暮らし、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫 […]
カッコの多い手紙 Posted on 2023年10月22日2023年10月22日 by ira_k スリーク × イ・ラン 著 吉良佳奈江 訳/書肆侃侃房/B6 並製/224ページ 手紙には何度も(カッコ)を使いましたね ミュージシャンで、フェミニズムの同志。先行き不明のコロナ禍に交わされたイ・ランとスリークふたりの往復書簡。 猫と暮らすこと、妊娠する身体、憂鬱な心の話を分かち合い、 […]
社会運動史研究5 直接行動の想像力 Posted on 2023年10月12日2025年2月26日 by ira_k 大野光明、小杉亮子、松井隆志 編/新曜社/A5判並製/168ページ 沖縄、北九州、三里塚、六ヶ所村で、身を挺していのちと土地を守る座り込み、反戦反核行動を、暴力と断じてはならない。アナキズムの系譜をもつ直接行動が呼び覚ます想像力とは。座談会(酒井隆史+阿部小涼+編者)、論考、インタビュ […]
土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑) Posted on 2023年10月5日2023年12月12日 by ira_k よしのももこ編/NIJI BOOKS(虹ブックス)/B6/180頁 ぐるぐる迷走していた首都での暮らしから〝バックレ〟て、家族とともに離れ小島へ流れ着いた「わたし」は、トットちゃんのトモエ学園、ルイス・ミショーのナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア、大杉栄の「鎖工場」、中島 […]
われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット Posted on 2023年9月30日2025年3月2日 by ira_k 反トランス差別ブックレット編集部(青本柚紀、高島鈴、水上文)編/現代書館/A5判 並製/96ページ 2022年11月に刊行された反トランス差別ZINE『われらはすでに共にある』の増補版。ZINEの内容はほとんどそのまま、新たにエッセイを3本、ブックガイドを4本追加。日に日に苛烈さを増す […]
水滴の自叙伝 コミューン、寿町、沖縄を生きて Posted on 2023年9月30日2023年9月30日 by ira_k 野本三吉 著/現代書館/四六判 上製/ 520ページ 小学校教員を退職後、1960~70年代に山岸会など日本の共同体をめぐり、横浜寿町の生活相談員、児童相談所の相談員を経験し、横浜市立大学教授を経て沖縄大学学長を務めた著者の自叙伝。 山岸会北海道試験場、森信三「実践人の会」、山尾三省、 […]
鉛の魂 ジョーカーから奈良の暗殺者へ――怨みが義になる Posted on 2023年9月30日2023年9月30日 by ira_k 平井玄 著/現代書館/四六判 並製 /240ページ 自らのがんサバイバーとして、身体の変容と延命を媒介に資本主義の延命を見つめる中で、さらに市井の人々たちが持つ、人として残るものとして「義」を問う。「義」の不全と渇望、その暴走としての2021年京王線での「ジョーカー」刺傷事件から、20 […]
<増補百年版>関東大震災朝鮮人虐殺の記録 東京地区別1100の証言 Posted on 2023年9月30日2024年9月14日 by ira_k 西崎雅夫 編著/現代書館/A5判型 並製/528ページ 加害の歴史を直視し、誰も殺さない、 殺させない社会を生きていくために 100 年目を悼む 1923年9月1日。東京にて。 午前11時 58 分、関東地方に大地震が発生。 同日、15 時過ぎ―「朝鮮人が火をつけている」 とのデマとともに虐殺がはじ […]
兵役拒否の問い 韓国における反戦平和運動の経験と思索 Posted on 2023年9月26日2025年1月23日 by ira_k イ・ヨンソク(著/文) 森田和樹(翻訳)/以文社/四六判 並製/264ページ 韓国における兵役拒否者であり平和活動家でもあるイ・ヨンソクが、自身の兵役拒否体験をもとにその意義や平和運動のあり方、そして平和運動が直面してきた諸問題を考察し、代替服務制度を勝ち取るまで──そしてその後の葛藤 […]
蜂起 詩と金融における Posted on 2023年9月19日2023年10月31日 by ira_k フランコ・“ビフォ”・ベラルディ(著) 杉田敦(訳)/水声社/四六判上製/216頁 破産せよ!! 脱インデックス化によって20世紀の詩的探求が成し遂げた抽象化は、金融における貨幣の脱物質化を予言していた―― 言語の過剰としての詩によって感覚的身体と社会的連帯を再活性化し、金融資本主義の […]
それは丘の上から始まった 1923年横浜の朝鮮人・中国人虐殺 Posted on 2023年9月14日2023年9月14日 by ira_k 後藤 周(著) 加藤 直樹(編集)/ころから/A5変型判/256ページ 1923年、関東大震災直後の横浜は朝鮮人暴動などの流言が発生し、虐殺が行われた発火点だったーー。 市街のほとんどを焼失した市民は、「平楽の丘」と呼ばれる南部丘陵地へと逃れた。そこでは、震災当夜から「朝鮮人が暴動を起 […]
結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー Posted on 2023年9月14日 by ira_k 井上彼方・紅坂紫 編/『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』編集部/B6版/120ページ アジア・アフリカ・北米・カリブ海・ヨーロッパ、世界の5つの地域から集めた選りすぐりのクィア短編小説を収録したSFアンソロジー! アセクシュアルでデミロマンティックの狼男の物語、自らが同性 […]
クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書 Posted on 2023年9月1日2024年9月5日 by ira_k 小野寺伝助著/地下BOOKS/A5判/82頁 2018年に刊行した『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』の続編です。2019年〜2022年までのH.A.Bノ冊子(H.A.B)やPOPEYEWeb(マガジンハウス)での連載、KKV Neighborhoodへの寄稿に、書き下ろし […]
ある水脈と石川三四郎 Posted on 2023年8月31日2023年9月1日 by ira_k 山口晃著/虹霓社/四六判/510ページ 『ヘンリー・ソロー全日記』訳者・山口晃の初著作、思想家・石川三四郎を新たに読み解いた力作 幸徳秋水、大杉栄と並ぶアナキズム運動の先駆者の一人と称せられる石川三四郎。その石川が出会った〝ある水脈〟。田中正造、エドワード・カーペンター、ヘンリー・ソロ […]