幸徳秋水伝 無政府主義者宣言

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栗原康 著/夜光社/四六判/480ページ   非戦! 無政府! ストライキ! 大杉栄の兄貴分にして元祖日本のアナキスト。 自由民権運動に触れた少年時代、中江兆民の書生時代、万朝報での記者生活、堺利彦らとの平民社時代、渡米、サンフランシスコ大地震、クロポトキンとの文通、足尾暴動、管野須賀子と […]

統べるもの/叛くもの 統治とキリスト教の異同をめぐって

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佐々木裕子、堀江有里、要友紀子、白石嘉治、栗原康、五井健太郎 著/新教出版社/四六判/216ページ   護教的な態度を排し、現代世界との相互批判的に切り結ぶキリスト教月刊誌『福音と世界』。その特集記事より、統治とキリスト教の関係にジェンダー/セクシュアリティ/クィアやアナーキーといった視点 […]

狂い咲け、フリーダム ─アナキズム・アンソロジー

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栗原康 編/筑摩書房/文庫判/384ページ   国に縛られない社会とは? 気鋭の研究者が編む。 大杉栄、伊藤野枝、中浜哲、朴烈、金子文子、平岡正明、田中美津ほか。   目次 第一章 大杉栄(1875-1923)生きる力があばれだす(栗原康) 「奴隷根性論」「生の拡充」「僕は精神が […]

菊とギロチン ーやるならいましかねえ、いつだっていましかねえ

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栗原康 著 相澤虎之助・瀬々敬久 原作/タバブックス/四六判 並製/432ページ   関東大震災直後、急速に不寛容な社会へとむかう時代、女相撲とアナキストが出会った- 鬼才・瀬々敬久、構想三十年の入魂作『菊とギロチン』に、異色の政治学者・栗原康がガブリ寄り! 希代の取組による破壊的創作評伝 […]

だめ連&栗原康トーク「ダメになっておもうぞんぶん生きるアナキズム!」

だめ連ラジオ「熱くレヴォリューション!」公開収録イベント 「ダメになっておもうぞんぶん生きるアナキズム!」   出演 栗原康(アナキズム研究)、神長恒一、ぺぺ長谷川(だめ連) 日時 2月25日(日) 19:00~ 場所 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(東京都新宿区新宿1-3 […]

日本のテロ 爆弾の時代60s-70s

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栗原康 監修/河出書房新社/A5/128ページ   日本で、世界で、政治・文学・芸術が刺激しあった60〜70年代。 過激化した若者たちの行動は「テロ」として一面的に報道されましたが、果たしてそれだけが真実でしょうか? 本書は、今では信じられないような行動を起こした若者たちの実像を、時代状況 […]

HAPAX Vol.7—反政治

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HAPAX/夜光社/四六変型判/186頁   「相模原の戦争」HAPAX+鼠研究会 「人民たちの反政治」HAPAX 「魂の表式」入江 公康 「ウンコがしたい」栗原 康 「エイリアンと怪物――『ダーク・ドゥルーズ』における革命」アンドリュー・カルプ 「残酷の政治について/残酷の政治についての […]

死してなお踊れ 一遍上人伝

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栗原康著/河出書房新社/四六版/256ページ   壊してさわいで燃やしてあばれろ! 踊り念仏の一遍がダメな者たちをこそ救うためにアナーキーに甦る。注目の著者による狂乱と救済、哄笑と歓喜にあふれた本の浄土。   栗原康 (クリハラ ヤスシ) 1979年生まれ。著書に『大杉栄伝 永遠 […]

村に火をつけ、白痴になれ—伊藤野枝伝

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栗原康 著/岩波書店/B6判/176頁   ほとばしる情熱、躍動する文体で迫る、人間・野枝。筆一本を武器に、結婚制度や社会道徳と対決した伊藤野枝。彼女が生涯をかけて燃やそうとしたものは何な のか。恋も、仕事も、わがまま上等。お金がなくても、なんとかなる。100年前を疾走した彼女が、現代の閉 […]

はたらかないで、たらふく食べたい―「生の負債」からの解放宣言

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栗原康 著/タバブックス/四六判変型/224ページ   結婚や消費で自己実現? ウソだ! 豚小屋に火を放て! やりたいことだけをやってはいけない、 かせがなければいけない、買わなければいけない——負い目を背負って生きることを強いられる「生の負債化」が進行する現代社会。今こそ新自由主義の屈折 […]

学生に賃金を

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栗原康 著/新評論/四六判上製/248ページ   「賽銭箱に100円玉投げたら、つり銭でてくる人生がいい」。これは長渕剛の名曲「RUN」の一節だ。大学について、これほど的確にいいあらわしたことばはない。わたしはもう大学をでて5年になるが、おもっていることはただひとつだ。カネを返せ。おさない […]

大杉栄伝―永遠のアナキズム

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栗原康 著/夜光社/四六判並製/320ページ   暗い時代に乱れ咲く生の軌跡 自由の火の粉をまき散らせ 米騒動、ストライキ、民衆芸術論……。 破天荒な生き方というだけでは語りつくせない、その思想に光をあてた、新たな評伝の登場。   目次: はじめに 第一章 蜂起の思想 一九一八年 […]