福音と世界 2023年8月号

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新教出版社/A5判/80頁   特集 戦争の時代に平和を問う 積極的な平和創出の聖書的根拠…..浅野淳博 足元から始める平和──J・H・ヨーダーとS・ハワーワスの神学……徳田信 一五年戦争期のバプテスト教会の苦悩と葛藤から平和を問う……山中弘次 戦争への「反対」と「協力」のあいだ──日本軍 […]

パストゥールあるいは微生物の戦争と平和、ならびに「非還元」

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ブリュノ・ラトゥール著、荒金直人訳/以文社/A5判 上製カバー装/528頁   還元主義の酔いから覚めて――。 2022年に逝去した科学人類学の巨星、未だ汲み尽くせぬその思想の根本である名著、ついに邦訳。 1984年に刊行された本書は、生涯、ラトゥール自身がその着想の源泉としたルイ・パスト […]

京都大学吉田寮現棟・食堂写真展

日程 8/19(土)〜8/27(日)〔月・水定休〕13:00〜19:00場所 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM 吉田寮は、京都大学にある学生寮で、現在百名以上の学生が暮らしています。吉田寮は長年「自治」(自分たちのことは自分たちで決めるという方法)によって運営されており、京都大学とも当 […]

BGMzine issue 6

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BGMzine/A5/28ページ   「自分の人生の主人公は自分」をテーマに、LGBTQ+やフェミニズムに関するトピックも織り交ぜながら個人的な思いや経験を綴る『BGMzine』の第6号。 今号では、丁寧さを「全てをできる限りありのまま受け入れ、ひとつひとつ真摯に向き合うこと」と捉えたうえ […]

アナキズム文献センター通信 no.65

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アナキズム文献センター/A5/8ページ   今号「大杉栄・伊藤野枝・橘宗一虐殺百周年記念号①」と題して、巻頭は川口秀彦さんによる「大杉たちの追悼集会のこと」。歴代の大杉栄・伊藤野枝追悼集会について当事者ならではの内容です。また、前号に引き続き『社会運動史研究』編者との座談会「社会運動アーカ […]

アンダイング 病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学

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アン・ボイヤー著、西山敦子訳/里山社/並製四六判/288ページ   病気は決して中立的なものではない。 治療はイデオロギーと無縁ではありえない。 死が政治性を免れることもない。 「死んだ女性たちからなる反乱軍をこの世に生き返らせたかった。」 シングルマザーであり、大学で教えながら詩人として […]

HAPAX II-1 脱構成

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HAPAX編/以文社/A5変型判 並製/224ページ   新たな生と政治のための理論誌「HAPAX」が以文社から再スタート。近代を、そして社会を成立させてきた原理である「構成」に根底から否を突きつける「脱構成」とは何か? 世界的反乱の趨勢を掴みだすジョセップ・ラファネル・イ・オッラの初紹介 […]

「ものづくり」のジェンダー格差 フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって

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山崎 明子/人文書院/四六判 上製/286ページ   手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究 人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか […]