社会運動史研究5 直接行動の想像力

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社会運動史研究5 直接行動の想像力  (4597)

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大野光明、小杉亮子、松井隆志 編/新曜社/A5判並製/168ページ

 

沖縄、北九州、三里塚、六ヶ所村で、身を挺していのちと土地を守る座り込み、反戦反核行動を、暴力と断じてはならない。アナキズムの系譜をもつ直接行動が呼び覚ます想像力とは。座談会(酒井隆史+阿部小涼+編者)、論考、インタビューを収録。

* 編者の巻頭言に続いて、座談会「運動史から考える直接行動」では、デモ・反暴力・ジェンダーなどグローバルな運動史を語りつくす。
* インタビューは、小泉英政(三里塚)、松本麻里(横須賀)、飛田雄一(神戸)の各氏。
* 東アジア反日武装戦線資料の徹底解読(松井)と、社会運動アーカイブズ(西淀川・公害と環境資料館)も必見。

 

特集 直接行動の想像力

運動史から直接行動を語りなおす  大野光明・小杉亮子・松井隆志

座談会 運動史から考える直接行動  阿部 小涼+酒井 隆史+大野光明・小杉亮子・松井隆志

殺されない手立てを身をもって示す──北九州市における一九六八年米軍山田弾薬庫への輸送阻止闘争
市橋 秀夫

インタビュー 小泉 英政さん
生き方としての非暴力直接行動──三里塚で有機農業に取り組んで五〇年
聞き手:相川陽一・大野光明

直接行動の隘路──東アジア反日武装戦線をめぐって  松井 隆志

インタビュー 松本 麻里さん
一九八〇年代反原発ニューウェーブに触れる──国境を越えて連鎖した反核直接行動
聞き手・構成:小杉 亮子

インタビュー 飛田 雄一さん
歴史を心に刻み、石に刻む──神戸から日本の植民地主義を問い、朝鮮人の被害を記憶する
聞き手・解題:韓 光勲

社会運動アーカイブズ インタビュー 鎗山善理子さん(西淀川・公害と環境資料館)
裁判闘争からまちづくりへ──西淀川大気汚染公害訴訟から生まれたアーカイブズ
聞き手:大野光明・小杉亮子・松井隆志

編集後記
なぜ私たちは『社会運動史研究』を始めるのか
『社会運動史研究6』予告・投稿募集
バックナンバー案内
執筆者紹介

 

装幀 川邉 雄
装画 A3BC

 

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