初期社会主義研究会 編／A5／251ページ

 

〈初期社会主義の眼〉ロシア革命100年と初期社会主義　山泉進

【特集　ロシア革命百年】

現代アナーキズムから見たロシア革命　田中ひかる
初期社会主義から見たロシア革命 レーニンと大杉との対話　梅森直之
ロシア革命からみた石川三四郎における「土民生活」について　森元斎
人民の犯罪を先導せよ―マフノ猿軍団　原康
サンジカリストのロシア革命観　―入露したサンジカリストたち―　後藤彰信
ロシアの知日アナルコ＝サンディカリスト、ニコライ・ペトロフ＝パヴロフの手記　山本健三
第一次共産党における「統一戦線」の意義　黒川伊織
和田春樹のロシア革命史研究をめぐって――複合革命と「世界戦争の時代」　池田嘉郎
平沢計七の中のロシア革命　大和田茂
エロシェンコとロシア革命　野田晃生
芸術に死を―シンポジウム「アナーキズムから見たロシア革命」（報告）　山中千春

【資料紹介】

内務省資料にみる「ロシア革命と初期社会主義者　山泉進
小特集　梅森直之著『初期社会主義の地形学』を読む
初期社会主義の‶測量‶　飛矢﨑雅也
地形学と思想史　後藤彰信
森岡永治と明治社会主義　伊藤英一
平出修における「知識階級」としての読者―ロシア文学と大逆事件―　木村政樹
堺利彦と荒畑寒村の神戸訪問をめぐって　上山慧
初期社会主義とジェンダー言説　大橋秀子

【書評】

牧民雄著『日本で初めて労働組合を作った男』　山泉進
栗原康『村に火をつけ 白痴になれ 伊藤野枝伝』田中伸尚著『飾らず 偽らず 欺かず　管野須賀子と伊藤野枝』　山中千春
山中千春著『佐藤春夫と大逆事件』　大岩川嫩
小正路淑泰編著『堺利彦 初期社会主義の思想圏』　田中英夫
後藤彰信著『石川三四郎と日本アナーキズム』　森元斎
岡林伸夫著『万延元年遣米使節におけるアメリカ体験の諸相』　林彰

【新刊紹介】

友田正宏編著『東北の近代と自由民権―「白川以北」を越えて』　白鳥晃司
北条常久著『評伝むのたけじ』　大和田茂
管野須賀子研究会編『管野須賀子と大逆事件』　山泉進
芦田丈司著『岩崎革也―仕事と日常』　山泉進
活動記録

編集後記