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警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟原告団 「住民訴訟記録集」編集委員会/A4/110ページ
「2016年7月から12月、「本土」から500名ともいわれる機動隊員が沖縄県東村高江に投入され〈国家の暴力〉をほしいままに、ヘリパッド建設が強行されました。
警視庁機動隊はその中心部隊の一つでした。建設強行に抵抗する高江の住民のみなさん、応援に駆けつけ、ともに闘った多くのみなさんの声、姿は、本記録集からも伝わってくることでしょう。
東京の、つまり私たち都民の納める税金で運営される警視庁機動隊が沖縄に派遣され、違法な暴力を行使して、抵抗する地元住民に襲いかかる…… 私たちはその仕組み、カラクリの問題に気づき、2016年10月、まず東京都に対し住民監査請求を行いました。だが東京都監査委員会は、審査もせずの「門前払い」。その結果、東京都の公金支出の不性、違法性を訴える住民訴訟に踏み込んだのです。今から7年前、2016年12月のことでした。
本記録集は、初の住民監査請求から、最高裁判所への上告に至る住民訴訟の経過すべてを把握しているメンバーがいない中で、私たち都民のささやかな取り組み全体を記録として残すために編まれました」(まえがきより)