くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話

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ヤマザキOKコンピュータ著/タバブックス/B6変型判 並製/148ページ   通いやすい銀行にお金を預けて、手に入りやすい物ばかりを買って、そんな暮らしを続けた結果くそつまらない街が延々と広がってしまった。悔しいけど、この街を作ったのは俺たち自身だ。 この本は、バンドマンであり個人投資家で […]

現代のバベルの塔 反オリンピック・反万博

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新教出版社編集部 編/新教出版社/四六判/200ページ   東京オリンピック・大阪万博、さようなら! ――パンデミック下のメガイベントに決定的な否を 東京オリンピック・大阪万博は、「一つの言葉」のもと民を統治する「現代のバベルの塔」だ! 従来は神が人間をいましめる道徳譚として理解されてきた […]

モロトフ・カクテルをガンディーと 平和主義者のための暴力論

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マーク・ボイル著 吉田 奈緒子訳/ころから/文庫判/416ページ   「カネなし生活」で知られるマーク・ボイル(『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者)が非暴力神話を解体する。 「もう、たくさんだ!」と声をあげるために――   産業革命を人類史上最大の偉業と信じて疑わない […]

とるにたらないおとこの話(通常版)

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さかたきよこ+タダジュン/SUNNY BOY BOOKS/128mm×153mm 上製本(中ミシン)/32ページ   銅版画家タダジュンとさかたきよこによるコンパクトサイズの絵本。猫のサヴィと暮らすとある版画家の「とるにたらない」日々が気づかせてくれる、何気ない日常の尊さと、ささやかな出来 […]

民主主義の非西洋起源について──「あいだ」の空間の民主主義

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デヴィッド・グレーバー著 片岡 大右訳/以文社/四六判/192頁   『ブルシットジョブ』(岩波書店より近刊)そして『負債論』(弊社刊)で話題沸騰中の人類学者D・グレーバーによる、通念を根底から覆す政治哲学。すなわち、「民主主義はアテネで発明されたのではない」──。 この価値転覆的な認識を […]

社会動史研究2 「1968」を編みなおす

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大野光明 小杉亮子 松井隆志 編/新曜社/A5判並製/232ページ   半世紀後の現在から1968を編みなおす特集。部落解放、美術運動、沖縄闘争、東大闘争を掘り起こし継承する。小特集(運動史とは何か批評)論文(シベリア抑留史)インタビュー(第1期情況編集長、指紋押捺拒否、社会運動アーカイブ […]

SMALL STORY

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fancomi/SUNNY BOY BOOKS/A5 (横長)/60ページ・ハードカバー   庭で起こるちょっと不思議な出来事と、庭師と相棒のマルの日常が描かれた可愛らしいストーリー。「大きな穴」「バラ」「黒い竜巻」の3編を収録した絵本です。初回特典のポストカード付。 英訳:きくちゆみこ […]

フラワーデモを記録する

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フラワーデモ編/エトセトラブックス /A5判/112ページ   「花を持って集まりましょう」 あの晩、日本の#MeTooが大きく動いた。 2019.3.12 福岡地裁久留米支部 サークルと称した飲み会で酩酊した女性への準強姦事件。女性が抵抗できる状態でなかったとしながらも、男性の故意が認め […]

彼女の体とその他の断片

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カルメン・マリア・マチャド 著 小澤英実・小澤身和子・岸本佐知子・松田青子 訳/エトセトラブックス /四六変型判/360ページ   首にリボンを巻いている妻の秘密、 セックスをリストにしながら迎える終末、 食べられない手術を受けた私の体、 消えゆく女たちが憑く先は……。 ニューヨーク・タイ […]

野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る

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野中モモ/晶文社/A5判/148ページ   読んでも、作っても、ZINEは楽しい ZINEは楽しい。楽しいと感じたら、すぐに作れる。 「読む人」はいつだって「作る人」だ。 この本では、自らZINEを作り、探し、紹介してきた著者が、 自身の経験を語り、同じくZINEのとりこになった人たちの声 […]

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キム・ジェンドリ・グムスク 作 都築寿美枝・李昤京 訳/ころから/A5判 上製/488ページ   韓国出身のグラフィックノベル作家、キム・ジェンドリ・グムスクが2017年に発表した作品を完訳。 日本軍「慰安婦」イ・オクソンのリビング・ヒストリーをベースにした480ページに及ぶ大作は、グラフ […]

NEW CITY

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児玉浩宜/VOIDLENS/A4/98ページ   2019年香港、6月から始まった逃亡犯条例改正に関する大規模なデモ。 発生当初から現地の、さらに最前線に入り込み、「普通の若者」たちの姿を撮り続けてきました。 「国家」とは呼ばれることのない特殊で複雑なこの街で、一体何が人々の意識を変えたの […]

あいたくてききたくて旅にでる

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小野和子/PUMPQUAKES/A5変形/368ページ   むかし、むかし。あるところに—— 海辺の町や山奥の集落で、口から耳へと語り継がれてきた「民話」 東北で50年ものあいだ、一軒一軒の戸を叩きながら「民話」を乞うてきた民話採訪者が聞いたのは 民話とともに語られた「民の歴史」、抜き差し […]

断片 1926-1932

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萩原恭次郎/共和国 /四六変型判/264ページ   関東大震災直後に詩集『死刑宣告』(1925)で世界を驚倒させたアナキスト詩人、萩原恭次郎(1899-1938)。その第2詩集にして生前最後の詩集『断片』(1931)にくわえ、これまで『全集』でしか読めなかった同時期の詩篇や論考・エッセイ、 […]

シルビオ・ゲゼル「初期貨幣改革/国家」論集

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シルビオ・ゲゼル著/相田愼一訳/ぱる出版/A5判/624ページ   自由貨幣の提唱者シルビオ・ゲゼルの初期貨幣改革論、その改革によって「国家の漸進的解体」はどのように構想されていたかを明らかにする。 主要内容 Ⅰ ゲゼルの初期貨幣改革論 Ⅱ マルクス『資本論』体系への経済学的批判 Ⅲ ゲゼ […]