ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした

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ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした  (4244)

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マーク・ボイル 著 吉田奈緒子 訳/紀伊國屋書店出版部/四六判/364ページ

 

世界20カ国で刊行され、日本でも大きな話題を呼んだ『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者の新たな挑戦!

グローバル化する世界においてテクノロジーとは、最高のテクノロジーの持ち主らにのみ利益をもたらすのだ。
お金を使わない生活実験で知られる著者が、今度は電気、水道、ガス、テレビ、電動工具、時計、インターネット、携帯電話といった、現代社会のテクノロジーをいっさい使用せずに、小農場に恋人らと建てた小屋で自給自足の生活をすることにした。敷地内には、誰でも予約なしで泊まれる無料の宿泊所兼イベントスペース兼もぐり酒場〈ザ・ハッピー・ピッグ〉もある。
泉の水を汲み、野草を摘み、ロケットストーブで調理をする。マス釣りをし、鹿を解体してその命を丸ごと自分の中に取り込む。コンポストトイレを作り、堆肥で畑の野菜を育てる。贈与経済の中で地域社会の人たちと豊かに暮らす1年間が、アイルランドの自然の美しさとともに、著者一流のユーモラスな文章で詩情豊かに綴られる。

究極の生活から見えてきたものとは──

《Irish Independent, BOOK OF THE YEAR 2019》

 

【著者】マーク・ボイル(Mark Boyle)
1979年、アイルランド生まれ。大学で経済学を学んだ後、有機食品会社の運営をへて、2007年、英国ブリストルでフリーエコノミー(無銭経済)運動を創始。29歳からの3年間、まったくお金を使わない生活を送った。現在は、アイルランド西部の小農場に自ら建てた小屋で、近代的テクノロジーを一切使わずに自給自足の生活を送り、贈与経済を実践しつづけている。著書『ぼくはお金を使わずに生きることにした』は20以上の言語に翻訳され、日本でも大きな反響を呼んだ。他の著書に、『無銭経済宣言:お金を使わずに生きる方法』『モロトフ・カクテルをガンディーと:平和主義者のための暴力論』がある。

【訳者】吉田奈緒子(よしだ・なおこ)
1968年、神奈川県生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士課程(社会言語学専攻)修了。千葉・南房総で「半農半翻訳」の生活を送っている。訳書に、マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』『無銭経済宣言』『モロトフ・カクテルをガンディーと』、サンディーン『スエロは洞窟で暮らすことにした』。

 

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