アンジェラ・デイヴィスの教え 自由とはたゆみなき闘い

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アンジェラ・デイヴィスの教え 自由とはたゆみなき闘い  (4104)

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アンジェラ・デイヴィス著 浅沼優子訳/河出書房新社/四六版/256ページ

 

黒人解放運動の象徴であり、いまなおリスペクトを集め、ブラック・ライヴズ・マターの高まりで世界的に注目されるアンジェラがさししめす未来。黒人として女性としてつねに時代の困難に向きあってきた思想家=活動家が50年以上の時をかけて伝え続けてきたメッセージ。
これからの世界を想像する上で不可欠なレイシズム、フェミニズム、インターセクショナリティ、アボリショニズムを知るための入門書にして主著。

 

目次

訳者まえがき 今アンジェラ・デイヴィスを知るべき理由 – 浅沼優子
刊行に寄せて – コーネル・ウエスト
まえがき – フランク・バラット

第1章 資本主義的個人主義に対抗する集団的闘争
第2章 ファーガソン事件が示したグローバルな文脈
第3章 構造的変革の必要性
第4章 パレスチナ、G4Sと産獄複合体
第5章 終幕と継続
第6章 マイケル・ブラウンからアサータ・シャクールまで – 根強いレイシズム国家アメリカ
第7章 “真実を語るプロジェクト” – アメリカにおける暴力
第8章 フェミニズムとアボリション – 21世紀のための理論と実践
第9章 政治的アクティヴィズムと抗議運動 – 1960年代からオバマ政権時代まで
第10章 国境を越える連帯

 

アンジェラ・デイヴィス (Angela Y. Davis)
アメリカの政治活動家、学者、作家、教育者。1960年代からブラック・パワー・ムーヴメント、刑務所廃止運動およびフェミニズム運動に携わりながら研究・執筆を続けている。現在はカリフォルニア大学サンタクルーズ校名誉教授。著書に『Women, Race, and Class』(1981)、翻訳書に『もし奴らが朝にきたら』、『アンジェラ・デービス自伝』(ともに現代評論社)、『監獄ビジネス:グローバリズムと産獄複合体』(岩波書店)などがある。

浅沼優子 (アサヌマ ユウコ)
フリーランス音楽ライター/通訳/翻訳家。歌詞の対訳や映像作品の字幕制作、音楽イベントの企画・制作なども手がける。訳書に『パラダイス・ガラージの時代 上巻』(2006年)がある。

 

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