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植本一子著/タバブックス/四六判上製/288頁
育児日記『働けECD』から5年。写真家・植本一子が書かずにはいられなかった、結婚、家族、母、生きづらさ、愛。すべての期待を裏切る一大叙情詩。 著者が自費出版した同名冊子を中心に、『働けECD〜わたしの育児混沌記』後5年間の日記と散文で構成。震災直後の不安を抱きながらの生活、育児に対する 葛藤、世間的な常識のなかでの生きづらさ、新しい恋愛。ありのままに、淡々と書き続けられた日々は圧倒的な筆致で読む者の心を打つ。稀有な才能を持つ書き 手の注目作です。
目次
遺影
2011年
2012年
理由
2013年
懺悔
孤独な惑星
2014年(1月)
別れを巡る日々
放棄しない
ある日のお見舞い日記
2014年(5月〜6月)
手紙
早川義夫さんの文章のこと
かなわない
誰そ彼