‎奥誠之「بحر (バハル)」展

3月15日(土)〜30日(日)開催の「VOCA展2025 現代美術の展望 —新しい平面の作家たち—」(上野の森美術館)に出展する絵描き・奥誠之が、Irregular Rhythm Asylum(@ira.tokyo)ほか数会場にて関連展示「‎بحر (バハル)」を開催。
Irregular Rhythm Asylumでは、奥がデモをするなかで出会ってきた人たちの(と)作ったバナーやプラカードを中心に展示します。

「‎بحر 」
イスラエルによるパレスチナでの虐殺と占領に対して、日本とアメリカが沖縄に押し付ける軍事基地に対して、反対の声を上げるなかで偶然出会った言葉。「‎بحر 」はアラビア語で「海」を意味します。また、この言葉には「韻律」という意味もあるそうです。 絵の中の色や形が、デモやアクションの中で出会ってきた人たちの意思や声が、ガザの海や沖縄の海に響いてほしい。そんな想いでこの言葉をタイトルにしました。ぜひご覧ください。

奥誠之

会場 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
期間 2025年3月15日(土) 〜 3月30日(日) オープン: 木 – 日曜 | 13:00 – 19:00
入場無料

展示協力 奥脇 嵩大(青森県立美術館学芸員)

〈作家プロフィール〉
奥 誠之 (@okyumasa / @okuart1992) 絵描き、図書館司書。
「声と絵の具、発声と筆致がイコールになるような表現」をめざして油絵の制作をしている。2023年10月以降は絵の制作を中断し、パレスチナ連帯デモや沖縄の基地負担に反対するアクションを続けている。

◼︎トークイベント
『「ニュース女子」 〜ボイコットDHC 強者のデマ・ヘイトに抗う 怒りの使い方』
ゲスト: 川名 真理
日時: 2025年3月15日(土)18:30 – 20:00
料金: 投げ銭制
情報保障: UDトーク

〈ゲストプロフィール〉
川名 真理
ライター、雑誌の編集者。
2013年から沖縄の高江や辺野古に通う。17年、番組「ニュース女子」の沖縄ヘイト・デマに怒り、「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」をつくって抗議。ボイコットDHC、島耕作の日当デマ抗議なども行う。 (そのほか関連展示の詳細は画像内のQRコードからリンクをご覧ください)

◼︎「VOCA展2025 現代美術の展望 —新しい平面の作家たち—」
上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
期間: 2025年3月15日(土) 〜 3月30日(日)
オープン: 毎日 | 10:00 – 17:00
入場料: 一般 800円、大学生 400円、高校生以下 無料、障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名 無料
(詳しい情報は「VOCA展 2025」のホームページhttps://www.ueno-mori.org/exhibitions/voca/2025/ をご覧ください)