日本脱出記

2927

大杉栄著/土曜社/ペーパーバック版/208ページ   ××××××××飛ぶ。××× ××××光る。 1922年――、ベルリン国際無政府主義大会の招待状。アインシュタイン博士来日の狂騒のなか、秘密裏に脱出する。有島武郎が金を出す。東京日日、改造社が特ダネを抜く。中国共産党創始者、大韓民国臨時 […]

肉体のアナーキズム―1960年代・日本美術におけるパフォーマンスの地下水脈

2926

黒ダライ児 著/グラムブックス/A5/768ページ   経済の高度成長、都市の肥大化、マス・メディアの浸透による社会の激変期ーー 60年安保闘争とその敗北から、アングラ文化、全共闘へと至る政治と文化の闘争に、 美術家たちは、いかに反応し、かかわり、行動し、そして、いかに忘却されたか… 「美 […]

新編 大杉栄全集【全12巻・別巻1 】

2948

大杉栄 著 大杉栄全集編集委員会 編/ぱる出版/四六判上製本 函入り/平均450頁   大杉栄没後90年にして編纂された完全版全集! 新編全集の特色 ●大杉栄の全著作を収録、彼の全活動を解明することを基本方針とし、これまでの全集の遺漏を補って、現在考えられる完全な全集をめざした。 ●構成は […]

表現の不自由展 図録パンフレット

2880

表現の不自由展実行委員会/B5/20頁オールカラー   ●表現の不自由展〜消されたものたち 開催にあたって 3 ●いま何が問われるべきか—「隠蔽と禁止」が脅かすもの アライ=ヒロユキ 4 ●出展作品 [作家50音順] 安世鴻(写真家/新作:アジアの被害者たち) 6 大浦信行(芸術家、映画監 […]

スカトロジー・フルーツ

2958

五所純子 著/天然文庫発行/文庫版/160ページ   濃密な空気、ただよう芳香、さまよう筆致、読むたびに繰り返し立ち現れる回想のバグ!? 00年代の俊英が2010年代におくる思考のオブジェクトとは? カルチャー、思想誌を中心に発表した文芸/映画批評を編んだ初の論考集。  

ひろいものZINE ひろって生きる

2954

いとうやすよ by Loca☆Kitchen/A5/55頁 「内容は、ヒトコトで言うと、ウソのようなホントの話とぶっとび生活術ってところでしょうか。 もうちょっと分かりやすく言うと、必要な物や欲しい物は、どんどんひろって手に入れちゃえば、あんまり働いたりお金使ったりしなくても、おもしろおかしく暮らせ […]

HAPAX Vol.2

2750

HAPAX/夜光社/新書判/184頁   目次: われわれはスラムの戦争をつくりだす/HAPAX>>ゾミア外伝/   >逃下散と共鳴り/高祖岩三郎>>流動的-下層-労働者/友常勉>>傷んだ肉と野菜くずの 蟹漬け–あるいは水管の咆哮/影丸 […]

HAPAX Vol.1

2910

HAPAX/夜光社/新書判/159ページ   世界/地球と蜂起主義アナキズムの交差点から、未来なき未来へ。世界の破滅そのものを蜂起に反転させる新しい思想・政治・文化を示す思想誌。「アポカリプス&アナーキー・アフター・フクシマ」などを収録。

アナキズムの展望―資本主義への抵抗のために

2886

シンディ=ミルスタイン 著 森川 莫人 訳/『アナキズム叢書』刊行会/B6/95ページ   ●アナキズム ●都市の奪還―抗議行動から民衆権力へ ●民主主義は直接的 ●もう一つの世界は確かに可能だ…だが、それはどのような種類で、誰が創り出すのか? ●アナキズムの展望―資本主義への抵抗のために […]

労働廃絶論―ボブ・ブラック小論集

2885

ボブ・ブラック 著 高橋 幸彦 訳/『アナキズム叢書』刊行会/B6/90ページ   ●労働廃絶論 ●世界最高の本のカタログ ●国家はウソだらけ…世の中ウソばかり ●麻薬戦争は国家の健康法 人は皆、労働をやめるべきである。労働こそがこの世のほとんど全ての不幸の源泉なのである−。表題作をはじめ […]

死の商人への挑戦―1966/ベトナム反戦直接行動委員会の闘い

2887

ベトナム反戦直接行動委員会 著/『アナキズム叢書』刊行会/B6/227ページ   ●死の商人群像 ●べ反委への招待 ●10月19日の闘争 ●波紋と連帯(1) ●11月15日の闘争 ●波紋と連帯(2) ●バリケードの内と外から 「日本国家=日本資本主義は、軍事基地の提供と軍需物資の生産を2本 […]

大杉栄伝―永遠のアナキズム

2911

栗原康 著/夜光社/四六判並製/320ページ   暗い時代に乱れ咲く生の軌跡 自由の火の粉をまき散らせ 米騒動、ストライキ、民衆芸術論……。 破天荒な生き方というだけでは語りつくせない、その思想に光をあてた、新たな評伝の登場。   目次: はじめに 第一章 蜂起の思想 一九一八年 […]

レイシズム・スタディーズ序説

2904

鵜飼哲、酒井直樹、テッサ・モーリス=スズキ、李孝徳 著/以文社/四六判/320頁   人種主義(レイシズム)が立ち現れる現場は、ある社会的な関係が人体の特徴などを通して反照し、私と他者の自己画定(アイデンティティ)を同時に限定する ときである。この投射されたアイデンティティ・ポリティックス […]

豊島の盆踊り音頭―インタビュー・資料集

2679

大谷将 編/てしまのまど/A5/79ページ 瀬戸内海の島、豊島(てしま)の「てしまのまど」から出版された冊子。これまであまり注目されてこなかった島に伝わる盆踊りを、地域に根差した造形の一つとして積極的にとらえるなかから、聞きとりと資料収集を行い、その音頭を中心に冊子化。  

ムーヴ―あるパフォーマンスアーティストの場合

2917

イトー・ターリ 著/インパクト出版会/A4/213ページ   ありのままのわたしを行為する。身体表現の世界へ飛び込み単身海外へ、日本のパフォーマンスアート草創期、そしてフェミニズムの躍動–アメイジングな女性たちの時代の空気をからだいっぱいに吸い込み、体現してきたパフォーマンスア […]

MÜLHEIM ASOZIAL – Familie & Beruf CD

2973

いまドイツのパンクシーンでなぜか人気急上昇中のMÜLHEIM ASOZIAL。ケルンを拠点とするいわゆるドイチェ・パンクというやつで、全曲カバーかとおもうようなわかりやすーいパンク。社会やシーンを皮肉るユーモア満載の歌詞も最高。HARD SKINの洒落を楽しめる人には特におすすめです。ルーカス a. […]