赤い疑惑 – 3.11 CD

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2011年、東北大震災直後にリリースされた『オレ達は日本で生きてる』からほぼ7年の沈黙を破り完成した4枚目のアルバム。前作のリリースと同時期に巻き起こった震災と放射能汚染、そしてそれに対する反原発デモと、それを契機に盛り上がった反安倍政権の市民運動などに触発されたアクセルの、社会に対する疑問と政府に […]

森山安英 解体と再生

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森山安英/grambooks/257 x 188 mm/320ページ   百花繚乱の様相を呈した1960年代後半の前衛美術界に現れ、自壊した北九州のグループ〈集団蜘蛛〉。近代市民社会の成立基盤に対する問いをも内包するその過激なパフォーマンスは、60年代の「反芸術」を相対化する。中心人物の森 […]

“Palmss” Issue No.3

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Chinwe Okona/palmss/8.25″ x 10.25″/48 pages   LAのアーティストで、写真家・ライターとしても活躍するChinwe Okonaが編集・発行する「palmss」の第3号が入荷しました。 クリエイティブな活動・仕事に従事する有 […]

「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。

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小川たまか/タバブックス/四六判・並製/208ページ   性暴力被害、痴漢犯罪、年齢差別、ジェンダー格差、女性蔑視CM、#metoo…多くの人がフタをする問題を取材し、発信し、声をあげ続けるライター・小川たまか初の著書。2016年から2018年に起きた、性犯罪やそれにまつわる世 […]

ヒロインズ

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ケイト・ザンブレノ著 西山敦子訳/C.I.P. Books/四六判/428ページ   彼女たちもこの道を、めちゃくちゃになりながら進んでいった — すべてのトキシック・ガールのための反逆のマニフェスト 2009年、ケイト・ザンブレノは数年来取り憑かれてきたモダニズム作家の「妻や愛人たち」に […]

EKD – X ISLAND BLUES CD

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EKDの6年ぶりとなる5枚目のオリジナルアルバム。未来世紀メキシコで結成されたMESTIZO FUERZAでの10年間のバンド活動にピリオドを打ち、本人の地元である三津浜という港町での活動を始めたのが2017年。その生活を通して出会ったメンバーと結成されたバンドSTONE AXEの根幹となるのが本作 […]

菊とギロチン ーやるならいましかねえ、いつだっていましかねえ

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栗原康 著 相澤虎之助・瀬々敬久 原作/タバブックス/四六判 並製/432ページ   関東大震災直後、急速に不寛容な社会へとむかう時代、女相撲とアナキストが出会った- 鬼才・瀬々敬久、構想三十年の入魂作『菊とギロチン』に、異色の政治学者・栗原康がガブリ寄り! 希代の取組による破壊的創作評伝 […]

CRY IN PUBLIC ZINE 005

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CRY IN PUBLIC/A5/28頁 静岡県三島市にあるオルタナティブ・スペースCRY IN PUBLICのジン第5号。「YOUTH」がテーマの今号では、CRY IN PUBLIC運営メンバーとゲスト寄稿者が、「YOUTH」で思い出す音楽や映画や本について、またそれらにまつわるパーソナルなエピソ […]

Your Place.

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写真:中野賢太 デザイン:鈴木健太/B5/68頁カラー   2007年頃からハードコア・パンクのライブ撮影をしていた中野が、ライブ写真としての限界や 表面的な”非日常感”に違和感を感じ、東京に拠点を移してからの自らの生活や内情も撮影し その中にハードコア・パンクが存在するという生活を繰り返 […]

[新版]黙って野たれ死ぬな

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船本洲治 著/共和国/四六判/376ページ   1975年6月、沖縄米軍嘉手納基地第2ゲート前で「皇太子訪沖阻止」を叫び、《流動的下層労働者》の解放を確信して、炎に身をつつんだ船本洲治。享年29。 山谷/釜ヶ崎の闘いを駆け抜けた鮮烈なことばが、資本の暴力に包囲されたわたしたちの現在を揺さぶ […]

Binoculars

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Tetsunori Tawaraya/Colour Code Printing/7″ x 9.5″/32 pages   『MONITOR』『TELESCOPE』に続く、未知の世界の生命体の探求をテーマとした俵谷哲典のイラスト集第3弾。特徴的な点描をより鮮やかに表現するリソグラフ印刷は、今 […]

つげ忠男 月刊 絵はがき帖 風信6「禅言葉・うらにしの里 1971」

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つげ忠男/オフノート/ポストカード8葉   1968年『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた孤高の劇画家・つげ忠男描き下ろしオリジナルポストカードセット第六弾。禅思想をモチーフに描いた「禅言葉」(五葉)と単行本未収録ながら〝ルポルタージュ〟的作風で評価が高い名作「うらに […]

フェデリコ・ガルシア・ロルカ 子どもの心をもった詩人

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イアン・ギブソン+ハビエル・サバラ(イラスト)著 平井うらら訳/影書房/A4変型判(199mm × 213mm)/62ページ   巻き貝ひとつもらっちゃった。 中で 君に歌ってくれるよ すてきなこと いっぱい。 僕の心は 水でいっぱい (ガルシア・ロルカ「巻き貝」より。訳・平井うらら) & […]

「サークルの時代」を読む―戦後文化運動研究への招待

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影書房/A5判/368ページ   東アジアで朝鮮戦争はじめ、再び”熱い戦争”が起きていた時代、 反戦・平和、抵抗と民主主義を模索する人びとの拠点として「サークル文化運動」が興った。筑豊、東京南部・京浜、四日市の労働者、広島・長崎の被爆地、結核療養所、都心部の職場で。 […]

RELIEF NO.2

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Izzy Jarvis/211mm × 280mm/32ページ・リソグラフ印刷(2色)   2018年3月にIRAで展示 ・ワークショップを開催した版画家・デザイナーのIzzy Jarvisが主催する、新しい世代の版画家を紹介するZINE「Relief」。アメリカの若い版画家の作品を紹介し […]

HAPAX Vol.9—自然

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HAPAX 編/夜光社/四六変型判/156ページ   目次 自然という戦場/高祖岩三郎 自然はピクチャーである/白石嘉治+ウルトラ=プルースト アナキズムの自然と自由――ブクチンとホワイトヘッド/森元斎 装置、あるいは文明と訣別するために―― 「直耕」の思想家・安藤昌益/無回転R求道者 統 […]