アナキズム文献センター通信 no.65

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アナキズム文献センター/A5/8ページ   今号「大杉栄・伊藤野枝・橘宗一虐殺百周年記念号①」と題して、巻頭は川口秀彦さんによる「大杉たちの追悼集会のこと」。歴代の大杉栄・伊藤野枝追悼集会について当事者ならではの内容です。また、前号に引き続き『社会運動史研究』編者との座談会「社会運動アーカ […]

アンダイング 病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学

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アン・ボイヤー著、西山敦子訳/里山社/並製四六判/288ページ   病気は決して中立的なものではない。 治療はイデオロギーと無縁ではありえない。 死が政治性を免れることもない。 「死んだ女性たちからなる反乱軍をこの世に生き返らせたかった。」 シングルマザーであり、大学で教えながら詩人として […]

HAPAX II-1 脱構成

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HAPAX編/以文社/A5変型判 並製/224ページ   新たな生と政治のための理論誌「HAPAX」が以文社から再スタート。近代を、そして社会を成立させてきた原理である「構成」に根底から否を突きつける「脱構成」とは何か? 世界的反乱の趨勢を掴みだすジョセップ・ラファネル・イ・オッラの初紹介 […]

「ものづくり」のジェンダー格差 フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって

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山崎 明子/人文書院/四六判 上製/286ページ   手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究 人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか […]

里山通信 0号「わたしにとっての居心地の良さとは?」

4538

里山社/B6/44ページ   Twitterでは書けない、知れない、本にする手前くらいの読みもの。それも、多様な人がいる東京と違い、いろんな地方で自らをマイノリティだと感じている人々が、共通する課題をともに考え、伝える小さな媒体を作りたい。というコンセプのトZINE「里山通信」 ・・・を夢 […]

芸術のわるさ コピー、パロディ、キッチュ、悪

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成相肇/かたばみ書房/A5判 並製/400ページ   転換期にはいつも、持たざる者の技術があらわれる―― 雑誌、マンガ、広告、テレビなど1970年代前後の複製文化を読みとき、 機知と抵抗の技術として今に甦らせる。 〈わるさ〉が語る、もうひとつの戦後日本文化史。 パロディ裁判、岡本太郎への疑 […]

NEWSONG 2nd issue “somewhere else”

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蜂谷翔子編/newsongpublication/A5/214ページ(English・日本語)   アートとジャーナリズムに携わってきた蜂谷翔子によるインターナショナルなアートzine。パレスチナ系アメリカ人Robert Khashoによるコラージュ作品が表紙を飾る第2号のテーマは&#82 […]

莫連たちの読書会 zine & バンダナ セット

4532

過去の日本のフェミニストたち10人について、その功績や、注目ポイントをまとめたzine(ミニコミ)と、zineにも使用した木版画でのイラストを使ったバンダナのセットです。〔zineのみをご希望の方はこちらからご注文ください: https://ira.tokyo/item/zine/10096/〕 ① […]

莫連たちの読書会 〜過去のフェミニストを学ぶ〜

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莫連会/A5/28ページ   フェミニストをモチーフとしたテキスタイルを作るプロジェクト「莫連会」のZINE。戦争への態度、マイノリティへの視線、家父長制と天皇制にどう向き合ったかを重視しながら選んだ、過去の日本のフェミニスト10名を、莫連会とその仲間たちで制作した版画を添えて紹介します。 […]

福音と世界 2023年7月号

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新教出版社/A5判/80頁   特集 破局と希望 日本社会の危機と終末論…..光延一郎 危機を生き延びる「ことば」を求めて……左近豊 エーリッヒ・フロムにおける生命と希望の思想──希望なき時代を生きるために……出口剛司 終末のアクチュアリティ──「やがて来る」から「もう来ている」へ……堀江 […]

B面の歌を聞け vol.3 歩く、走る

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太田明日香 編/夜学舎/A5/40ページ   フリーランス編集者で作家の太田明日香さんによる手作り雑誌『B面の歌を聞け』。消費社会の価値観(=A面)をひっくり返したB面に広がる、DIY精神・創作物の豊かさとその知恵をシェアするZINEです。第3号のテーマは「歩く、走る」。   目 […]

穢語錄 vol.1

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平路咖哩製作團隊/半路咖啡/A5/88ページ   台北の重要スポット「半路咖啡」発行のZINE『穢語錄』第一号! 半路咖啡の関係者と仲間たちによる文章やイラスト、写真などを収録した中国語(繁体)のZINEです。   不負責任之零碼目錄 主編序 by 店小三 副編序 by 店員 蕭 […]

負債と信用の人類学 人間経済の現在

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佐久間 寛 編/以文社/A5判 上製カバー装/396頁   2020年に急逝した文化人類学者デヴィッド・グレーバー。その思考の意義は、未だ汲み尽くされぬ魅力と価値に溢れている。日本でも『価値論』『負債論』『官僚制のユートピア』『アナーキスト人類学のための断章』(以文社)、『ブルシット・ジョ […]