ノット・ライク・ディス トランスジェンダーと身体の哲学 Posted on 2024年5月30日2024年5月30日 by ira_k 藤高 和輝 著/以文社/四六判 上製/296ページ 「真理はあなたのなかに存在する。私たちは自分を曲げなくていい」 身体とは何か。ほかならぬ、誰もが生きているこの「私の身体」とは何か。本書は、トランスジェンダーの身体経験の分析を通し、そのトランスの身体を(シスジェンダーに対して)「特殊 […]
エトセトラ VOL.11 Posted on 2024年5月28日2024年5月28日 by ira_k 小川たまか特集編集/エトセトラブックス/A5判/128ページ 特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年 110年ぶりとなった2017年の性犯罪刑法改正と、根幹的な変化があった2023年の再改正。 その7年のあいだ、現場を見てきたライターの小川たまかとともに2つの刑法改正をふりかえり、日本 […]
仕事文脈 vol.24 Posted on 2024年5月26日2024年5月26日 by ira_k 仕事文脈編集部編/タバブックス/A5判/122ページ 特集1:「反戦」と仕事 この仕事の先で誰も殺されないように この仕事の先で誰か解放されるように これまで以上に考えている 戦争、侵略、虐殺、民族浄化、植民地主義 止めるために、繰り返さないために 頭を使って手や体を動かして取り組むい […]
日記発、小説経由、雑誌行き Posted on 2024年5月24日2024年5月27日 by ira_k 金井タオル/つくづくポケットライブラリ/A5変形/210ページ 小沼理『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』の編集を担当した作者が、自分でもつくってみようと日記を書き出してみたが、なぜか段々と雑誌に近づいていってしまう…。その過程を記録したという特異な日記本。 目次 […]
「第2回刑務所アート展」カタログ Posted on 2024年5月24日2024年5月24日 by ira_k Prison Arts Connections/B5/72ページ 刑務所アート展は、全国各地の刑務所で服役する受刑者からアート作品を募集して企画展を開き、審査員および展示会場やWebギャラリーで作品を観た人のコメントを、応募した受刑者に返すことで、「壁」で隔てられた刑務所の内と外の交流 […]
Troublemakers No.1 Posted on 2024年5月16日2024年5月16日 by ira_k Yuto Miyamoto (ed.)/Troublemakers/171mm × 240mm/160p(日本語 & English) ミスフィッツのストーリーを伝える雑誌『Troublemakers』創刊号。 大阪に住むアメリカ人トランス女性のレミー・ニッタ、アイヌ文化を発信 […]
ケルベロス・セオリー記録集 Posted on 2024年5月12日 by ira_k ケルベロス・セオリー/B5/33ページ 社会運動からうまれた「セーファー・スペース」という概念を、フェミニズムの視点から実践するアーティスト・コレクティブ、ケルベロス・セオリーによる、2021年から2022年までの活動をアーカイブした記録集。2年の間に行ったさまざまな活動──展覧会、ド […]
T4TOO Volume.1 − A trans guide to hand-poking Posted on 2024年5月5日2024年5月9日 by ira_k Le Lin/29.6 cm × 10.5 cm/26 pages + 2 posters(English) T4TOO is a risograph zine and 2 poster set documenting the experiences of trans and quee […]
THE FUNAMBULIST Nº53 – THREAD OF TRANSLATIONS Posted on 2024年5月4日2024年5月4日 by ira_k This 53rd issue of The Funambulist is a special one! It mostly consists of translations into thirty “non-hegemonic” languages of a text Indigenous Mix […]
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門 Posted on 2024年5月3日2025年2月27日 by ira_k ナージャ・トロコンニコワ著 野中モモ訳/ソウ・スウィート・パブリッシング/四六判変形/304ページ 「どうしてプーチンのロシアは、私を刑務所送りにしたのだろう? 私は当時、無一文の22歳で、 3歳の女の子の若い母親だった。家父長制の世界に生きる女性アーティストで、ディオゲネスと行動の哲 […]
小さき者たちへ Posted on 2024年5月3日2024年5月3日 by ira_k 夕暮宇宙船著/地下BOOKS/A5判/76頁 イスラエルによるガザへのジェノサイド攻撃が始まった2023年10月7日。その約2ヶ月半後にWeb上で発表され、X(旧Twitter)等で大きな反響を呼んだ作品に追加原稿を加えた完全版。 遠くの国で続く凄惨な戦争と、あいも変わらず続いてく日常 […]
Ingat: An Anthology of Works by Migrant Domestic Worker Creatives in Hong Kong Posted on 2024年5月1日2024年6月18日 by ira_k Migrant Writers of Hong Kong, Lensational, Small Tune Press/15 × 21.5/228 pages (English & Chinese) 香港に暮らす移民家事労働者が創作した詩や写真などをまとめた貴重な一冊。作者の女 […]
たんぱく質 Posted on 2024年4月20日2024年4月20日 by ira_k 飴屋法水 著/palmbooks/A5変型判/144ページ なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶 この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし 「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成! 志賀理江子が、飴屋法水 […]
国境を越える日本アナーキズム 19世紀末から20世紀半ばまで Posted on 2024年4月19日2024年4月20日 by ira_k 田中ひかる 編/水声社/A5判上製/294頁 日本アナーキズム史の再検討 幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収し […]
アナキズム文献センター通信 no.68 Posted on 2024年4月12日2024年4月12日 by ira_k アナキズム文献センター/A5/16ページ 巻頭は先日開催した「非日本語資料コレクション」展のご報告。他に桑島生さんによる貴重なポール・ルクリュ邸の訪問記「石川三四郎と椎名其二の足跡、仏南部ドンムの旧ポール・ルクリュ邸を訪ねて」や好評連載の古本屋オヤジの旧書紹介、企画委員この一冊などを掲 […]
流されながら抵抗する社会運動 鶴見俊輔『日常的思想の可能性』を読み直す Posted on 2024年3月27日2024年7月4日 by ira_k 松井隆志著/現代書館/四六判/216ページ 戦後日本思想界において間違いなく大きな存在である鶴見俊輔は、アメリカのプラグマティズムを日本に紹介した哲学家、また多岐にわたる領域への言及を重ねた評論家、さらには大衆文化への幅広い目配りをした著作なども数多く、なかなかとらえがたい巨大な存在と […]
アナルコシンディカリスモ(抄訳)/ある革命ストライキの記録 Posted on 2024年3月21日2025年2月13日 by ira_k イベリア文庫/A5/174ページ ルドルフ・ロッカー著『アナルコシンディカリスモ 理論と実践(抄訳)』と、およそ90年前にカタルーニャの鉱山地区で起こった革命ストライキを豊富な図版・写真とともに解説する『ある革命ストライキの記録』を収録した一冊。 ルドルフ・ロッカー『アナ […]
思想としてのアナキズム Posted on 2024年3月15日2025年3月7日 by ira_k 森元斎 編/以文社/A5判/312ページ いかに「思想」としてのアナキズムを保持し得るか。どこまで原理的に、かつ多様に、アナーキーであり続けられるのか――。 暴力論、運動実践、哲学、人類学、宗教、音楽、映画、フェミニズム、近代日本、さまざまなベクトルが交差するアナキズムの現在。 &nb […]
パンクの系譜学 Posted on 2024年3月15日2024年11月30日 by ira_k 川上幸之介著/書肆侃侃房/四六判/384ページ パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ。 音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫る画期的著作。 ロックと現代アートから派生したパンクは、音楽活動のみならず、独自の実践を通して社会に影響を与え、人間性 […]
路上の抵抗誌 創刊号 Posted on 2024年3月8日2024年4月30日 by ira_k 上田由至 企画・編集/B5/88ページ 古今東西における路上での生活実践を見聞し、路上をめぐるさまざまな表現を集めることを目的とした雑誌『路上の抵抗誌』。創刊号のテーマは「路上空間を歩くこと」。東京、つくば、リヨン、メキシコシティ、ヴァラナシなど、さまざまな場所での経験をもとにした、総 […]