その猫の名前は長い Posted on 2024年6月20日2024年6月20日 by ira_k イ・ジュへ著 牧野美加 訳/里山社/四六判/288ページ 「何がしきりにわたしたちを臆病者にさせるのだろう。わたしたちを絶えず孤立させ、ああはなりたくないと人に思わせ、軽蔑されやすい顔に変貌させ、何かを証明しなければと常にみずからを追い立てる。この病の名は何だろう。」(本文より) &n […]
福音と世界 2024年7月号 Posted on 2024年6月10日2024年8月15日 by ira_k 新教出版社/A5判/80頁 特集 日本宗教史におけるキリシタンから現代へ 日本の宗教状況におけるキリシタンの意義…..狭間芳樹 朝鮮カトリック教会の形成と展開——迫害とその政治的目的…..朴銀瑛 日本宗教史におけるキリシタンの存在について問う——戦国末期から近世初期にかけてのキリスト教 […]
遊行め Posted on 2024年6月1日2024年6月6日 by ira_k 渡辺眸/プラサード書店/A4縦形並製/344頁 渡辺眸さんは最近自宅近くのスタジオを閉め、フイルムや紙焼きなど写真類は倉庫を借りて引っ越していた。引っ越し先の荷物はまだ未整理のままで、私は、その倉庫に2022年5月から翌年2月まで毎月3日~7日間をかけて、フィルムや紙焼きなど原版の探索 […]
ノット・ライク・ディス トランスジェンダーと身体の哲学 Posted on 2024年5月30日2024年5月30日 by ira_k 藤高 和輝 著/以文社/四六判 上製/296ページ 「真理はあなたのなかに存在する。私たちは自分を曲げなくていい」 身体とは何か。ほかならぬ、誰もが生きているこの「私の身体」とは何か。本書は、トランスジェンダーの身体経験の分析を通し、そのトランスの身体を(シスジェンダーに対して)「特殊 […]
エトセトラ VOL.11 Posted on 2024年5月28日2024年5月28日 by ira_k 小川たまか特集編集/エトセトラブックス/A5判/128ページ 特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年 110年ぶりとなった2017年の性犯罪刑法改正と、根幹的な変化があった2023年の再改正。 その7年のあいだ、現場を見てきたライターの小川たまかとともに2つの刑法改正をふりかえり、日本 […]
仕事文脈 vol.24 Posted on 2024年5月26日2024年5月26日 by ira_k 仕事文脈編集部編/タバブックス/A5判/122ページ 特集1:「反戦」と仕事 この仕事の先で誰も殺されないように この仕事の先で誰か解放されるように これまで以上に考えている 戦争、侵略、虐殺、民族浄化、植民地主義 止めるために、繰り返さないために 頭を使って手や体を動かして取り組むい […]
日記発、小説経由、雑誌行き Posted on 2024年5月24日2024年5月27日 by ira_k 金井タオル/つくづくポケットライブラリ/A5変形/210ページ 小沼理『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』の編集を担当した作者が、自分でもつくってみようと日記を書き出してみたが、なぜか段々と雑誌に近づいていってしまう…。その過程を記録したという特異な日記本。 目次 […]
「第2回刑務所アート展」カタログ Posted on 2024年5月24日2024年5月24日 by ira_k Prison Arts Connections/B5/72ページ 刑務所アート展は、全国各地の刑務所で服役する受刑者からアート作品を募集して企画展を開き、審査員および展示会場やWebギャラリーで作品を観た人のコメントを、応募した受刑者に返すことで、「壁」で隔てられた刑務所の内と外の交流 […]
福音と世界 2024年6月号 Posted on 2024年5月24日2024年5月24日 by ira_k 新教出版社/A5判/80頁 特集 依存と信仰 人間の本質的な在り方としての依存——医学における依存の問題と自立神話からの解放…..杉岡良彦 赦しの与え手としての他者への依存——ドラマ版『白夜行』における共生関係の内実…..小西真理子 カルトとの関わりのなかの依存……齋藤篤 私がフェミニ […]
Troublemakers No.1 Posted on 2024年5月16日2024年5月16日 by ira_k Yuto Miyamoto (ed.)/Troublemakers/171mm × 240mm/160p(日本語 & English) ミスフィッツのストーリーを伝える雑誌『Troublemakers』創刊号。 大阪に住むアメリカ人トランス女性のレミー・ニッタ、アイヌ文化を発信 […]
ケルベロス・セオリー記録集 Posted on 2024年5月12日 by ira_k ケルベロス・セオリー/B5/33ページ 社会運動からうまれた「セーファー・スペース」という概念を、フェミニズムの視点から実践するアーティスト・コレクティブ、ケルベロス・セオリーによる、2021年から2022年までの活動をアーカイブした記録集。2年の間に行ったさまざまな活動──展覧会、ド […]
T4TOO Volume.1 − A trans guide to hand-poking Posted on 2024年5月5日2024年5月9日 by ira_k Le Lin/29.6 cm × 10.5 cm/26 pages + 2 posters(English) T4TOO is a risograph zine and 2 poster set documenting the experiences of trans and quee […]
THE FUNAMBULIST Nº53 – THREAD OF TRANSLATIONS Posted on 2024年5月4日2024年5月4日 by ira_k This 53rd issue of The Funambulist is a special one! It mostly consists of translations into thirty “non-hegemonic” languages of a text Indigenous Mix […]
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門 Posted on 2024年5月3日2024年11月3日 by ira_k ナージャ・トロコンニコワ著 野中モモ訳/ソウ・スウィート・パブリッシング/四六判変形/304ページ 「どうしてプーチンのロシアは、私を刑務所送りにしたのだろう? 私は当時、無一文の22歳で、 3歳の女の子の若い母親だった。家父長制の世界に生きる女性アーティストで、ディオゲネスと行動の哲 […]
小さき者たちへ Posted on 2024年5月3日2024年5月3日 by ira_k 夕暮宇宙船著/地下BOOKS/A5判/76頁 イスラエルによるガザへのジェノサイド攻撃が始まった2023年10月7日。その約2ヶ月半後にWeb上で発表され、X(旧Twitter)等で大きな反響を呼んだ作品に追加原稿を加えた完全版。 遠くの国で続く凄惨な戦争と、あいも変わらず続いてく日常 […]
Ingat: An Anthology of Works by Migrant Domestic Worker Creatives in Hong Kong Posted on 2024年5月1日2024年6月18日 by ira_k Migrant Writers of Hong Kong, Lensational, Small Tune Press/15 × 21.5/228 pages (English & Chinese) 香港に暮らす移民家事労働者が創作した詩や写真などをまとめた貴重な一冊。作者の女 […]
たんぱく質 Posted on 2024年4月20日2024年4月20日 by ira_k 飴屋法水 著/palmbooks/A5変型判/144ページ なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶 この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし 「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成! 志賀理江子が、飴屋法水 […]
国境を越える日本アナーキズム 19世紀末から20世紀半ばまで Posted on 2024年4月19日2024年4月20日 by ira_k 田中ひかる 編/水声社/A5判上製/294頁 日本アナーキズム史の再検討 幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収し […]
福音と世界 2024年5月号 Posted on 2024年4月18日2024年8月15日 by ira_k 新教出版社/A5判/80頁 特集 バルメン宣言90年 バルメン宣言…..翻訳=平林孝裕 現代を問うバルメン宣言…..寺園喜基 バルメン宣言を貫くもの——その成立過程を振り返って……平林孝裕 今日的危急に対する信仰告白「バルメン」——教会が教会であるために……岡田仁 「声明」、「宣言」、 […]
アナキズム文献センター通信 no.68 Posted on 2024年4月12日2024年4月12日 by ira_k アナキズム文献センター/A5/16ページ 巻頭は先日開催した「非日本語資料コレクション」展のご報告。他に桑島生さんによる貴重なポール・ルクリュ邸の訪問記「石川三四郎と椎名其二の足跡、仏南部ドンムの旧ポール・ルクリュ邸を訪ねて」や好評連載の古本屋オヤジの旧書紹介、企画委員この一冊などを掲 […]