汽水空港台湾滞在記 vol.1 台湾の程よい田舎に本屋をつくる試みの記録

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モリテツヤ・モリアキナ・丸山伊太郎 著/汽水空港/A6/104ページ   山下陽光氏が運営するメルマガ「途中でやめるメルマガ」連載していた台湾旅行記。 “経済的不安、環境問題、政治の機能不全、ウィルス、様々な問題が臨界点に達しつつある今、一体どうやっておれは生きていけばいいのか […]

HAPAX Vol.13—パンデミック

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HAPAX/夜光社/四六変型判/208頁   ようするにわれわれは、国家の暴力によって管理され、ウイルスによって間引きされる過剰人口として扱われているわけである。 「ミネアポリス――この戦いにはいま、二つの陣営がある」(Crimethinc.)より   ウイルスの独白……HAPA […]

Spectator vol.47 土のがっこう

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エディトリアル・デパートメント/B5/200ページ   特集 土のがっこう 畑や森の地面の下の世界が、どうなっているか? あなたは想像してみたことがありますか。 「自然の隠された半分」にあたる土のなかには目に見えないくらい小さな生きものたちが無数に棲んでいて、それらの活動が植物の成長や地球 […]

諸世界の戦争──平和はいかが?

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ブリュノ・ラトゥール著 工藤晋訳 近藤和敬解説/以文社/四六判/136ページ   「単一自然」の政治から「多自然」の政治へ。 現代人類学・現代思想における存在論的転回の中核をなしきたブリュノ・ラトゥールが語る「戦争と平和」とは。 ラトゥールは、グローバルな多文化主義の背後に潜む「単一自然」 […]

ハードコア・パンクの歌詞を読む ― Debacle Path 別冊

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Gray Window Press/A5判並製/64ページ   ハードコア・パンクのバンドはそれぞれの時代に、何をどのように歌ってきたのか。誰もが知っているクラシック・バンドから「今」を伝える現行バンドまで、1曲1曲の歌詞を読み込んで書かれた33のレビューを掲載した、Debacle Pat […]

アナキズム文献センター通信 no.54

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アナキズム文献センター/A5/8ページ   巻頭は編集部による「エマ・ゴールドマンエッセイ集、11月刊行へ」。海老原弘子さんの好評連載中の「テキスト×アナキスト③LA REVISTA BLANCA/レビスタ・ブランカ」は3回目です。 それ以外の掲載記事は以下の通り。 ・在米朝鮮人アナーキス […]

Slingshot Organizer 2021

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米バークレーのアナキスト・コレクティブSlingshotがつくるラディカル・スケジュール帳。日付けにはそれぞれ民衆の抵抗の歴史に基づく出来事が記載され、アクティビストお役立ち情報、月経周期表、世界各地のラディカル・コンタクト・リストなども掲載されています。手描きと切り貼りによるデザイン・レイアウトで […]

ode to a tail

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Anna & Haru/A5/26ページ(日本語・English)   AnnaとHaruの二人による、「レズビアンの愛」と「恐怖」がテーマの日英バイリンガルZINE。過去に受けた性的ハラスメントの記憶や、コロナ禍での不安、Black Lives Matterと日本の人種差別、そし […]

不自由の不自由展 吉祥寺トリエンターレ2019

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「不自由の不自由展」図録編集部/B5変形/120頁   目次 不自由の不自由展 宣言文 絶望を語るな。ただ絶望せよ 山崎春美 自由なんてない 鴻英良(演劇研究家)× 山崎春美 × 渡邊未帆 不自由による不自由のための不自由展 香山リカ(精神科医)× 木村哲雄 × 山崎春美 耕さん 黒石麻里 […]

石川三四郎 魂の導師

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大澤正道 著/虹霓社/B6判 並製/234ページ   ──吾等の生活は地より出で、地を耕し、地に還へる、是のみである。之を土民生活と言ふ。真の意味のデモクラシイである。地は吾等自身である──(石川三四郎「土民生活」)   幸徳秋水、大杉栄と並んで日本のアナキズム運動の先駆者と称さ […]

平和学と歴史学 アナキズムの可能性

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戸田三三冬 著 田中ひかる 解題/三元社/A5判並製/602頁   エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「40億年の私の生命」、禅の […]

政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術

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引込線/放射線/EOS ART BOOKS/A4判/160ページ カラー   未来派のマリネッティの活動がファシズムへ展開した論理とはどのようなものだったのか? ロシア・アヴァンギャルドのリシツキーの活動がスターリニズムのプロパガンダへと発展していった過程とはどのようなものだったのか? 第 […]