在日クルド人の1990―2021

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在日クルド人の現在2021実行委員会/A5/36ページ   川口市を中心に、埼玉県南部で暮らす在日クルド人の等身大の姿を伝えるプロジェクト「在日クルド人の現在2021」。「世界難民の日」にちなんで、2021年6月上旬から開催されてきた展示会・講演会・上映会と連動した小冊子です。専門家や有識 […]

体操をつくる

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川﨑智子・鶴崎いづみ/観察と編集・土曜社/A5判   体操は、つくれる。 「人の話が聞けるようになりたいです。」 「予定がないと永遠に寝続けてしまって、スッと起きれません。」 「これでいいのだって思いたいです。自己肯定感をいますごく、得たいです。」 2019年1月から12月、オルタナティブ […]

YOONKEE KIM – ETERNAL MOOD HOLE Tape + Book

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韓国ソウルを拠点に活動するアーティスト/スケーターYoonkee Kimによる最新作。 ペインティング、コラージュ、フォトなどのアート作品を108ページ収録したアートブック『ETERNITY』、ローファイな電子音楽作品集『a hole of a donuts』と宅録フォークソング集『Mood Del […]

ヘヴィ あるアメリカ人の回想録

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キエセ・レイモン 著 山田文 訳/里山社 /四六判 並製/336ページ   黒人母子の内省が暴くアメリカの“噓” 「どうか怒らないでほしい、母さん。 ぼくはただ、ぼくが何を経験してどこで歪んだのか、 母さんに伝えようとしているだけなんだ。 ぼくらが何を経験してどこで歪んだのか、 ぼくらに知 […]

レイシズムを考える

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清原悠 編/共和国/菊変型判/440ページ   もはや政治家ですら公言し、社会を覆い尽くそうとしている、レイシズム、ヘイトスピーチや各種の差別問題を、わたしたちはどう考え、どう対抗すればいいのか。気鋭の研究者21名が、さまざまなテーマからアプローチを試み、この現実に楔を打ち込む決定的な論集 […]

ヘイトをとめるレッスン

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ホン・ソンス 著 たなともこ・相沙希子 翻訳 朴鍾厚 訳注・監訳/ころから/A5変型判/240ページ   韓国でヘイト問題の研究者として、また差別禁止法制定を目指す活動家として奔走するホン・ソンスの著作を完全日本語訳。 ヘイトスピーチとはなにか、男性へのヘイトスピーチは成り立つのかから、ヘ […]

問題=物質となる身体── 「セックス」の言説的境界について

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ジュディス・バトラー著 佐藤嘉幸 監訳、竹村和子・越智博美 訳/以文社/A5判 上製カバー装/448頁   問題なのは身体だ。 『ジェンダー・トラブル』によって明らかにされた権力と言説によるジェンダー形成の過程。ジェンダー/クィアに関する理論書である同書は、フェミニズムやジェンダー、クィア […]

抗う香港 Resisting Hong Kong

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中村康伸(写真)/A5/40ページ   2014年に雨傘運動の取材で香港を訪れ、その後も渡航が制限される2020年3月まで、香港の民主化運動を追い続けてきた写真家・中村康伸さんによる写真集。カラーで捉えた「抗う香港」のさまざまな姿。  

惑星都市理論

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平田周・仙波希望 編/以文社/A5 上製カバー装/456頁   21世紀の都市研究のために── コロナウイルス感染症の世界的な流行で、人々の移動が大幅に制限されるなかにおいても、まるで何も起きていないかのように駆動し続ける「世界経済」。それはすでに「惑星都市」が存在していることの証でもある […]

別の人

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カン・ファギル著 小山内園子訳/エトセトラブックス /四六変型判 並製/336ページ   受け入れがたい暴力にさらされたあとも、人生は続く。 そのとき記憶は人をどう変えるのか――。 ハンギョレ文学賞受賞、韓国フェミニズム作家の先頭を走るカン・ファギル初邦訳! 30代前半のジナは、恋人から受 […]

最終獄中通信

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大道寺将司著 大道寺ちはる編/河出書房新社/四六判/320ページ   死刑確定から30年、2017年5月に獄死した連続企業爆破の被告の獄中通信を集成、自分の事件、そして世界に孤独に向き合う日々を伝える。深い苦悩と真摯な生と死の軌跡。   大道寺 将司 (ダイドウジ マサシ) 19 […]

QUEER NURSING (3rd Edition)

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Gorilla Milk/110mm x 180mm/86ページ   2020年に設立されたベルリンを拠点とする出版プロジェクトGorilla Milkは、クィアの人々・家族、またその仲間たちに役立つ情報を提供することに焦点を当て、グローバルな対話と連帯のためのリソース及び出発点となること […]

アンジェラ・デイヴィスの教え 自由とはたゆみなき闘い

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アンジェラ・デイヴィス著 浅沼優子訳/河出書房新社/四六版/256ページ   黒人解放運動の象徴であり、いまなおリスペクトを集め、ブラック・ライヴズ・マターの高まりで世界的に注目されるアンジェラがさししめす未来。黒人として女性としてつねに時代の困難に向きあってきた思想家=活動家が50年以上 […]

ヒップホップ・アナムネーシス ラップ・ミュージックの救済

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山下壮起・二木信 編/新教出版社/A5変型判/264ページ   想起=アナムネーシスせよ、失ったものを、新しい世界を 内閉したキリスト教会の限界を乗り越えるギャングスタ・ラップの宗教性を論じた衝撃作『ヒップホップ・レザレクション』。その議論を引き継ぎ、ラッパーの人生、ブラック・ライヴズ・マ […]

失われた賃金を求めて

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イ・ミンギョン著 小山内園子・すんみ訳/四六版変型 並製/216ページ   『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』で日本にも鮮烈な印象を与えたイ・ミンギョン、次は男女の賃金格差に斬り込んだ! 男女賃金格差がOECD加盟国中「不動のワースト1位」の韓国の社会事情は、「不動のワー […]

整体覚書 道順

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川﨑智子著/土曜社/B6変判/56頁   「これは独りで、 自分というたった一人を対象としておこなう 整体操法の小さな小さな技術である」 ――みずからの体調不良をきっかけに野口整体と出会い、指導活動を続けてきた川﨑智子が、独学で整体を学びはじめた最初の三年間の経験と体感を書き綴る。独り、自 […]

ジーザス・イン・ディズニーランド ポストモダンの宗教、消費主義、テクノロジー

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デイヴィッド・ライアン著 大畑凜、小泉空、芳賀達彦、渡辺翔平訳/新教出版社/四六判/336ページ   ようこそ、スピリチュアル・テーマパークへ 近代化による宗教の退潮を唱えた世俗化論は、長らく宗教研究の基盤となってきた。しかしいま、ディズニーランドに象徴されるポストモダンの情報・技術・消費 […]

蔓延する東京 都市底辺作品集

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武田麟太郎 著/共和国/A5変型判/400ページ   高見順 「私に文学的開眼を与えてくれた人」 織田作之助 「血縁を感じている」「文壇でもっとも私に近しい人」 三島由紀夫 「武田麟太郎の作品を今読んで感心するのは、その文章の立派なことだ。目の詰んだ、しかも四方八方に目配りのきいた、ギュッ […]

BLOCK CITY

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Hironori Kodama/KungFu/21cmx20cm/70ページ   「しっかり写真に残してくれ、これは俺たちの作品だからな!」 バリケードを作っていた青年が逃げる準備をしながら、私に短く叫んだ。 2019年から始まりコロナ禍の現在まで続く香港民主化デモ。その参加者たちはデモ活 […]