荷を引く獣たち 動物の解放と障害者の解放 Posted on 2021年10月7日 by ira_k スナウラ・テイラー著 今津有梨訳/洛北出版/四六判 並製/444頁 動物の解放と障害者の解放の、深くて大切な結びつき アメリカン・ブック・アワード(2018年度)受賞作品! スナウラ・テイラーは、一人の障害当事者として、障害者運動と動物の権利運動の担い手として、そして一人の芸術家として […]
話し足りなかった日 Posted on 2021年10月5日2021年12月10日 by ira_k イ・ラン著 オ・ヨンア訳/リトルモア/四六判/248ページ 私たちの話には意味がある。 忘れないために、ゆっくり話しましょう。 シンガーソングライター、小説家、 コミック作家、映像作家、そしてエッセイスト。 韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ラン。 大好評『悲しくて […]
アナキズムとキリスト教 Posted on 2021年9月28日 by ira_k ジャック・エリュール著 新教出版社編集部訳/新教出版社/四六判/220ページ 信仰のアナーキー 鋭利な技術社会批判で知られるキリスト教知識人、ジャック・エリュール。ファシズムとの闘争、シチュアシオニストとの接触やエコロジー運動への参与のなかで形成されたそのラディカルな思想は、組織宗教の […]
Lessons in Liberation: An Abolitionist Toolkit for Educators Posted on 2021年9月28日2023年1月18日 by ira_k The Education for Liberation Network & Critical Resistance Editorial Collective (Editor)/Ak Press/376 pages A political vision for a future […]
モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学 Posted on 2021年9月18日2025年4月24日 by ira_k 奥野克 近藤祉秋 ナターシャ・ファイン 編/以文社 /A5判 並製/320ページ 地球規模での環境変動、資本主義の見えない未来、科学技術の革新が問いかける人間性の変容ーー「人新世」時代の今日、人類を含めた多種の絡まり合いの現実を看過することはできない。 多種間の関係を記述してきたマルチ […]
人間になるということ キルケゴールから現代へ Posted on 2021年8月21日2021年8月21日 by ira_k 須藤孝也著/以文社/四六判/296ページ 西洋には伝統的に「人間になる」というテーマがあった。だが前世紀にはそれを否定して「人間の終焉」が言われるようになった。しかし私たちはほんとうに「人間になる」ということを放棄してしまってよいのだろうか。 人間不在の市場原理に基づく「新自由主義」が […]
生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義 Posted on 2021年7月30日2024年9月22日 by ira_k 堅田香緒里著/タバブックス/四六判/192ページ 私たちはみな、資本主義という恒常的な災害の被災者である。 パン(金)も、バラ(尊厳)も、両方よこせ! 蔓延する新型ウィルス、パンデミック下で強行される五輪、そして顕在化する不平等や分断。私たちが直面している危機は、COVID-19 によ […]
BLOCK CITY 増補版 Posted on 2021年7月25日2021年8月30日 by ira_k Hironori Kodama/KungFu/21cmx20cm/70ページ 2020年11月に刊行された『BLOCK CITY』の増補版です。 「しっかり写真に残してくれ、これは俺たちの作品だからな!」 バリケードを作っていた青年が逃げる準備をしながら、私に短く叫んだ。 2019年か […]
増補新版 風よ鳳仙花の歌をはこべ 関東大震災・朝鮮人虐殺・追悼のメモランダム Posted on 2021年7月22日2021年9月15日 by ira_k ほうせんか 編著/ころから/A5変型判/280ページ 1980年代の荒川河川敷にジェノサイド被害者の遺骨を探し、10年にわたって、のべ150人に聞き書き調査した市民グループ「ほうせんか」。 市民の手で掘りおこされた記録集『風よ鳳仙花の歌をはこべ』(1992年刊)にその後30年の歩みを加 […]
スピットボーイのルール 人種・階級・女性のパンク Posted on 2021年7月20日2024年7月26日 by ira_k ミシェル・クルーズ・ゴンザレス著 鈴木智士訳/Gray Window Press/四六判 並製/224ページ 「私の身体は私のもの」をスローガンに、1990年代のアメリカで活動し、今日に至るまで世界中のパンクスに影響を与え続ける、メンバー全員女性のフェミニスト・ハードコア・パンク・バン […]
社会運動史研究3 メディアがひらく運動史 Posted on 2021年7月16日2024年4月30日 by ira_k 大野光明 小杉亮子 松井隆志 編/新曜社/A5判並製/240ページ 好評3号をお届けします。当事者と若手双方の寄稿と証言から蘇る60〜70年代メディアとは? 草の根メディアを守り育てる「市民アーカイブ多摩」をインタビュー。 ほかにヤン・イークスとべ平連、東大闘争のインタビュー、書評も […]
オン・ザ・ロード:書物から見るカウンターカルチャーの系譜 ビート・ジェネレーション・ブック・カタログ Posted on 2021年7月16日2021年10月1日 by ira_k 山路和広(Flying Books)監修/トゥーヴァージンズ/B5判/272ページ 1950年代ビート・ジェネレーションの聖典と呼ばれ、後のあらゆる文化に影響を与えてきた『オン・ザ・ロード』。本書を始めジャック・ケルアックの全著作、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグら貴重なビー […]
パンの心臓 Corazón del pan Posted on 2021年7月15日 by ira_k ミシマ ショウジ著/トランジスタ・プレス・黒パン文庫/B6/69ページ Corazón コラソン、、魂ともハートとも愛とも。 死んでいった者とともにパンのひとかけ食べるように、ひとつづつ詩を書いて一冊に。 彼らはいつも私たちとともにいて声を、それはひかえめなものだとしても、 […]
増補新版 PUNK! The Revolution of Everyday Life 展覧会カタログ Posted on 2021年7月1日2023年2月11日 by ira_k 川上幸之介編/倉敷芸術科学大学芸術学部 川上幸之介研究室/A5/80ページ 倉敷で開催され注目を集めた川上研究室による「PUNK! The Revolution of Everyday Life」展のカタログの増補新装版。各アーティスト・運動の概要紹介のほか、本邦初訳のデヴィッド・グレ […]
薬を食う女たち Posted on 2021年6月23日2025年5月1日 by ira_k 五所純子著/河出書房新社/四六版/240ページ 覚醒剤や大麻、睡眠薬……そして現代を生きる女性たちの身に起こるさまざまな事柄、 葛藤し抵抗する姿を丹念に描き、新たな表現へと昇華(あぶ)る フィクション/ノンフィクションとは何かを問う《ルポ+文学》の新たな金字塔、ここに誕生。   […]
在日クルド人の1990―2021 Posted on 2021年6月22日2021年8月20日 by ira_k 在日クルド人の現在2021実行委員会/A5/36ページ 川口市を中心に、埼玉県南部で暮らす在日クルド人の等身大の姿を伝えるプロジェクト「在日クルド人の現在2021」。「世界難民の日」にちなんで、2021年6月上旬から開催されてきた展示会・講演会・上映会と連動した小冊子です。専門家や有識 […]
体操をつくる Posted on 2021年6月12日 by ira_k 川﨑智子・鶴崎いづみ/観察と編集・土曜社/A5判 体操は、つくれる。 「人の話が聞けるようになりたいです。」 「予定がないと永遠に寝続けてしまって、スッと起きれません。」 「これでいいのだって思いたいです。自己肯定感をいますごく、得たいです。」 2019年1月から12月、オルタナティブ […]
YOONKEE KIM – ETERNAL MOOD HOLE Tape + Book Posted on 2021年6月10日2023年6月19日 by ira_k 韓国ソウルを拠点に活動するアーティスト/スケーターYoonkee Kimによる最新作。 ペインティング、コラージュ、フォトなどのアート作品を108ページ収録したアートブック『ETERNITY』、ローファイな電子音楽作品集『a hole of a donuts』と宅録フォークソング集『Mood Del […]
ヘヴィ あるアメリカ人の回想録 Posted on 2021年6月6日 by ira_k キエセ・レイモン 著 山田文 訳/里山社 /四六判 並製/336ページ 黒人母子の内省が暴くアメリカの“噓” 「どうか怒らないでほしい、母さん。 ぼくはただ、ぼくが何を経験してどこで歪んだのか、 母さんに伝えようとしているだけなんだ。 ぼくらが何を経験してどこで歪んだのか、 ぼくらに知 […]
レイシズムを考える Posted on 2021年5月28日2021年6月1日 by ira_k 清原悠 編/共和国/菊変型判/440ページ もはや政治家ですら公言し、社会を覆い尽くそうとしている、レイシズム、ヘイトスピーチや各種の差別問題を、わたしたちはどう考え、どう対抗すればいいのか。気鋭の研究者21名が、さまざまなテーマからアプローチを試み、この現実に楔を打ち込む決定的な論集 […]