脱コルセット:到来した想像

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著 イ・ミンギョン 翻訳 生田美保、オ・ヨンア、小山内園子、木下美絵、キム・セヨン、すんみ、朴慶姫、尹怡景/タバブックス/四六判 並製/336ページ   脱コルセット運動は、苦痛や搾取、虐待を今、この場所で経験している女性たちの人生を変える最適のツールだった 韓国フェミニズム、最大のムーブ […]

そこに私が行ってもいいですか?

4307

イ・グミ著 神谷丹路訳/里山社/四六判 並製/528ページ   女とは、階級とは、国とは、人種とは──。 海を越え、運命を切り拓く少女たちの物語。 構想10年。国際アンデルセン賞韓国候補作家が、日本軍慰安婦、対日協力者、アメリカ日系人収容所など、複雑な日韓の近現代史を、女の視点から描く傑作 […]

アーバンソウルズ 黒人青年、宗教、ヒップホップ・カルチャー

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オサジェフォ・ウフル・セイクウ著 山下壮起訳/新教出版社/B6変型判/160ページ   ヒップホップは宗教である 人種・性・階級の交差的な差別と殺人的な警察暴力が支配するアメリカの現実。モラルに固執し形骸化した黒人キリスト教会。社会の崩壊、文明の黄昏を生きる抵抗者たちの霊魂は、音と詩となっ […]

大邱の夜、ソウルの夜

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ソン アラム作 吉良佳奈江訳/ころから/B5変型判/176ページ   ソウルで奔放に育ったはずのホンヨン。家父長制が根強く残る大邱(テグ)からの脱出を試みるコンジュ。ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。 人気漫画家ソン・アラムの代表作を『韓国が嫌いで』の訳者、吉良佳奈江 […]

歴史のなかの朝鮮籍

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鄭栄桓著/以文社/四六判/500ページ   国籍か、それとも出身地か──。 1947年5月2日、日本の外国人法制に登場し、今日に至るまで存続している「朝鮮籍」。植民地支配からの解放後も日本で暮らし続けた朝鮮人たちに与えられたこの奇妙な「国籍」の歴史を、日韓の外交文書、法務省や地方自治体の行 […]

ドゥルーズと革命の思想

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鹿野祐嗣(編著) 廣瀬純 堀千晶 山﨑雅広(著) /以文社/四六判/424ページ   ジル・ドゥルーズの思想は「革命」と本質的に結びついている。 ドゥルーズ自身の著書『差異と反復』『意味の論理学』から、フェリックス・ガタリとの共著『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』、そして晩年における […]

女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史

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ヴィヴィエン・ゴールドマン著 野中モモ訳/ele-king books/四六判/352ページ   ロックの男性中心の物語に対しての気迫のこもった反論、それぞれの自由を追い求めた女パンクの信念と実践を報告する、フェミニスト音楽史の決定版 ! 1970年代にイギリスで最初の女性音楽ジャーナリス […]

ザ・レインコーツ──普通の女たちの静かなポスト・パンク革命

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ジェン・ペリー著 坂本麻里子訳/ele-king books/四六判/256ページ   アナーキー&フェミニズム ピッチフォークの編集者が愛を込めて描く、世界最初の女性パンク・バンドの物語。 1979年、ロンドンのスクワット(不法占拠)から生まれた、ポルトガル人、スペイン人、そしてイギリス […]

天使日記

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寺尾紗穂/スタンド・ブックス/四六判 上製/320ページ   自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。 唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。 「目に見えるもの以外あるわけない、という断 […]

今日のアニミズム

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奥野克巳・清水高志 著/以文社/四六判/352ページ   人類学者・岩田慶治の仕事、テトラレンマをはじめとする仏教の思想と論理、そして現代において注目を集めるモノと人のネットワークを含む新たな存在論の議論から、「アニミズム」の今日性を問う文化人類学と哲学の対話。   目次 まえが […]

差別の哲学入門

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池田喬・堀田義太郎 著/アルパカ /四六判 並製/272ページ   日常にある差別や偏見。どう考えれば、どうすればいいのかに応える待望の本! 差別的な行為、発言、あるいは偏見について、またハラスメントやいじめと差別との相違、アファーマティブ・アクションと逆差別、配慮しているつもりが差別にな […]

大杉栄自叙伝(新装版)

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大杉栄 著・大杉豊 解説/土曜社/四六判/198頁   本読みの僕はいつもみんなの牛耳をとっていた 1921(大正10)年――、雑誌『改造』の求めで連載を起こすも、関東大震災下の「甘粕事件」により、未完で遺された傑作。「陛下に弓をひいた謀叛人」西郷南洲に肩入れしながら、未来の陸軍元帥を志す […]

ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした

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マーク・ボイル 著 吉田奈緒子 訳/紀伊國屋書店出版部/四六判/364ページ   世界20カ国で刊行され、日本でも大きな話題を呼んだ『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者の新たな挑戦! グローバル化する世界においてテクノロジーとは、最高のテクノロジーの持ち主らにのみ利益をもたらすのだ […]

小松川叙景

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小林 坩堝 著/共和国/A5変型判 上製/104ページ   詩集『でらしね』(思潮社、2013)で鮮烈にデビューした詩人の最新作品集。2020年~21年に『アナキズム』紙などに連作として掲載され、大きな反響を呼んだ表題作に、書き下ろし詩篇および著者撮影の写真を加えて、待望の単行本化。見慣れ […]