在庫状態 : 売り切れ
加藤直樹 著/ころから /A5変型判 並製/178ページ
工藤美代子、産経新聞、日本会議、自民党文教族、小池都知事、百田尚樹……
彼らが掲げた「虐殺否定」は幼稚な”フェイク”だった!
『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)の著者が、ネット上に蔓延する「虐殺否定」がまっとうな「論」ではなく、タネも仕掛けもある「トリック」であることを白日の下に晒す。
目次
まえがき それは”トリック”だった
第1章 虐殺否定論はネット上のフェイクである
第2章 虐殺否定論はトリックである
第3章 虐殺否定論は社会を壊す
付録1 工藤美代子本の史料引用のずさんさ
付録2 内閣府中央防災会議報告書(抜粋)
加藤 直樹 (カトウ ナオキ)
1967年東京都生まれ。法政大学中退。出版社勤務を経てフリーランスに。著書に『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)、『謀叛の児 宮崎滔天の「世界革命」』(河出書房新社)。共著に『NOヘイト! 出版の製造者責任を考える』(ころから)他。翻訳にチェ・ギュソク作『沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート』(ころから)がある。