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加藤直樹 著 間宮緑 訳/ころから/A5判並製/208ページ
関東大震災時の朝鮮人虐殺を描く歴史ノンフィクション『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(加藤直樹)をエスペラント訳。
訳者は、第22回早稲田文学新人賞受賞作家の間宮緑。
関東大震災の直後に響き渡る叫び声
ふたたびの五輪を前に繰り返されるヘイトスピーチ
1923年9月、ジェノサイドの街・東京を描き
現代に残響する忌まわしい声に抗う――
路上から生まれた歴史ノンフィクション!
加藤 直樹(カトウ ナオキ)
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。著書に『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)、『謀叛の児 宮崎滔天の「世界革命」』(河出書房新社)、共著に『NOヘイト!』『さらば、ヘイト本!』(共にころから)などがある。
間宮 緑(マミヤ ミドリ)
小説家。1985年静岡県生まれ。2008年「牢獄詩人」で第22回早稲田文学新人賞受賞。
以降、文芸誌を中心に作品を発表。単行本に『塔の中の女』(講談社、2011年)がある。