Lexicon 現代人類学 Posted on 2018年2月15日2018年2月15日 by ira_k 奥野克巳・石倉敏明 編/以文社/四六変形判 並製カバー装/224頁 ― 新たな「人文学」を構想するために ― テロリズム、金融危機、気候変動にともなう環境破壊……、21世紀の最初の四半世紀において、人類は未だかつてない危機に直面している。それは次の問題系に大別されるだろう。 地球温暖化 […]
官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則 Posted on 2017年12月5日2020年9月5日 by ira_k デヴィッド・グレーバー著 酒井 隆史訳/以文社/四六判上製/388頁 本書の分析対象は、「規制緩和」と総称される現代社会そのものである。翻訳のうえで「ルール」を官僚制としたのは、全く同じことは私企業ではマネージメントといわれており、その性格はかつての官僚制と全く同じことを意味しているた […]
キャリバンと魔女 資本主義に抗する女性の身体 Posted on 2017年2月18日2020年4月23日 by ira_k シルヴィア・フェデリーチ著 小田原琳・後藤あゆみ訳/以文社/四六判上製/528頁 ジェンダーとは階級である 資本主義の起源は魔女狩りだった!? 16、17世紀の欧米を席巻した魔女狩りによって迫害・処刑された女性たちとその身体こそ、〈資本主義〉が恐れ、強制的に統治しなければならなかった存 […]
負債論 貨幣と暴力5000年 Posted on 2016年11月20日2020年9月5日 by ira_k デヴィッド・グレーバー 著 酒井隆史 監訳 高祖岩三郎 訳 佐々木夏子 訳/以文社/A5判上製/848頁 『負債論』は21世紀の『資本論』か? 現代人の首をしめあげる負債の秘密を、貨幣と暴力の5000年史の壮大な展望のもとに解き明かす。資本主義と文明総体の危機を測定し、いまだ書かれざる […]
日本を再発明する―時間、空間、ネーション Posted on 2015年4月13日2015年4月28日 by ira_k テッサ・モーリス=スズキ著 伊藤茂訳/以文社/四六判/308頁 グローバル時代の日本研究の基本図書! 『辺境から眺める』で新鮮な日本論を展開して日本の論壇にデビューした著者の理論的背景の展開。 自明視された均質な日本像を覆し、複数の伝統が時間と空間のなかで織り直され境界線を越えていく姿 […]
アナーキスト人類学のための断章 Posted on 2015年4月8日2020年9月20日 by ira_k デヴィッド・グレーバー著 高祖岩三郎訳/以文社/四六判並製/200頁 ネグリ=ハート(『〈帝国〉』)以降の最重要人物の思想がついにベールを脱ぐ。現在、10ヶ国語への翻訳が進行中の本書は、今後、思想の〈語り口〉を一変させるほどの力を持っている。著者の盟友でもある高祖岩三郎による翻訳でお届 […]
資本主義後の世界のために―新しいアナーキズムの視座 Posted on 2015年4月8日2020年9月5日 by ira_k デヴィッド・グレーバー 著 高祖岩三郎 訳・構成/以文社/四六判上製/216頁 いまここにあるコミュニズム 『アナーキスト人類学のための断章』で日本の思想界に強烈なインパクトを与えたデヴィッド・グレーバーへの待望のインタビュー集。斬新なグレーバー的価値 理論が、希望なき資本主義システム […]
レイシズム・スタディーズ序説 Posted on 2015年4月7日2015年4月19日 by ira_k 鵜飼哲、酒井直樹、テッサ・モーリス=スズキ、李孝徳 著/以文社/四六判/320頁 人種主義(レイシズム)が立ち現れる現場は、ある社会的な関係が人体の特徴などを通して反照し、私と他者の自己画定(アイデンティティ)を同時に限定する ときである。この投射されたアイデンティティ・ポリティックス […]
ゲリラと森を行く Posted on 2015年4月7日2015年4月19日 by ira_k アルンダティ・ロイ 著 粟飯原文子 訳/以文社/四六判上製/244頁 グローバル資本の最大の犠牲者にして抵抗者 なぜ子どもたちが銃をとったのか? 「繁栄するインド」の舞台裏で何が起きているのか? インドの知られざる戦争のドキュメント! 国際ブッカー賞を受賞したインドの女性作家アルンダテ […]
海賊ユートピア―背教者と難民の17世紀マグリブ海洋世界 Posted on 2015年4月7日2015年4月19日 by ira_k ピーター・ランボーン・ウィルソン 著 菰田真介 訳/以文社/四六判並製/304頁 海賊たちは、いまだにわれわれと共にある! 17世紀の北アフリカ、そこにはキリスト教の背教者=海賊たちが生み出した共和国があった。イスラームに魅せられ独自に進化した「裏切り者たち」のコミュニズムとアナキズム […]