在庫状態 : 売り切れ
Kohei/A4/ポスター5枚
Kohei氏 (@mcpick_your_burgerking) による黒人革命家ポスター・セット。Vol.1で取り上げるのは、マーティン・ソスター、ルーシー・パーソンズ、アサタ・シャクール、ムミア・アブ=ジャマール、ロレンゾ・コムボア・アーヴィンの計5名。それぞれの肖像や経歴、印象的な言葉がデザインされたポスターです。印刷は当店のリソグラフにて。売上は黒人トランスジェンダーの安全な移動を支援する団体に寄付されます。
Kohei氏による本プロジェクトの説明
何故自分が黒人革命家ポスターシリーズを作り始じめたのか?それは、アメリカにおける現代の資本主義社会とシステマティックレイシズム (ヘイトスピーチや目に見える形の人種差別だけではなく、黒人に対する根本的に不利な社会システム。) の関係性を見出すにあたって、歴史上における黒人革命家達の言葉に耳を傾けるという事が重要であると気づかされたからです。奴隷廃止運動や、白人至上主義者と警察による虐殺・暴力行為の歴史、そしてそれに反抗する者たちの勇敢な行動から我々が学べるものはたくさんあります。また、白人ばかりが目立つアメリカや欧州の左翼史において、黒人や有色人種の革命家や哲学者が無視され続け、発信されることのなかった声や考えを現代の視点から再考することによってBLACK LIVES MATTER運動をより深く理解する事が出来るのではないでしょうか。利益は、ニューヨーク州エリアに住む黒人トランスジェンダーの方々の安全な移動手段を確保するために設立されたBlackTransTravelFundへカンパさせていただきます。
8月17日、ロサンジェルス市にて3人のトランスジェンダー女性(エデン・エストラダさん、ジャスリーン・ブサネットさん、ジョスリン・アレンさん)が通行人に襲われ、強盗に遭うという衝撃的な事件が起きました。また、加害者側のグループに属する者達がその光景を喜んで撮影し、周りの通行人でさせ彼女達をあざ笑いながらトランスフォビア(トランスジェンダーの方々に対する差別、偏見、嫌悪)に満ち溢れる暴力的な言葉を浴びせました。彼女達は黒人トランスジェンダーであるというだけの理由でこのような目に遭ってしまったのです。実際、このような事件は彼女達からすれば日常的な出来事であり、今回はそれがたまたま撮影されて公の目に入ったと言うだけです。このようなヘイトクライムを許してはいけません。また、このような事を他人事と思ってもいけません。我々の間で連帯意識を作る事によってすべての人々が住みやすい社会を作る事の出来る可能性が開かれるのです。日本でもヘイトスピーチや暴力的なヘイトクライムは日常的に行われています。我々が会話や情報交換を介して連帯し、共闘する事によって社会の意識を変えていきましょう。