初期社会主義研究 第24号〈『近代思想』創刊100年と大杉栄〉

4204

初期社会主義研究 第24号〈『近代思想』創刊100年と大杉栄〉  (4204)

販売価格(税込)
¥3,300
在庫状態 : 在庫有り

初期社会主義研究会 編/A5/204ページ

 

〈初期社会主義の眼〉 『近代思想』創刊50周年と100周年の間 小松隆二

【特集・『近代思想』創刊100年と大杉栄】

『近代思想』が志向したもの 堀切利高
『近代思想』の読者たち―受容されたメッセージの意思 大杉豊
生きるための思想―「怠ける権利」と荒畑寒村 竹内栄美子
大杉の「本能」、樗牛の「本能」―「日露戦争後の新しい世代」と『近代思想』関係をめぐる序説 飛矢崎雅也
鎖を引きちぎろうとする男―『近代思想』の挿絵について 足立元
石川三四郎と大杉栄の架空対談 大澤正道
小説を書かなくなった荒畑寒村 鎌田慧
逗子の大杉栄邸 大和田茂

【資料紹介】

林倭衛の渡仏関係資料
(付)特別要視察人名簿についての解説 山泉進

【論文】

日本とアメリカのアナーキストによる国境を越えた交流と連帯―山鹿泰冶とポリス・イエレンスキーの往復書簡にみる「太平洋を越えた支援」(一)1948~51 田中ひかる
ジョセフィン・コンガーをアメリカに追う(その一)―『リニアス・ブラティン』に掲載されたコンガーの死亡記事を中心に 大橋秀子
表象としての「社会党」―明治期を中心にして 林彰

【研究ノート】

杉村楚人冠資料から近現代史を探る―堺利彦書簡と短評「今日の問題」を通して 白鳥晃司

【書評】

足立元著『前衛の遺伝子―アナキズムから戦後芸術へ』 山中千春
大和田茂著『社会運動と文芸雑誌―『種蒔く人』時代のメディア戦略』 北条常久
黒川創著『きれいな風貌―西村伊作伝』 本雄一
鎌田慧著『残夢―大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』 伊藤和則

【紹介】

佐藤卓己著『天下無敵のメディア人間―喧嘩ジャーナリスト・野依秀市』 林彰
小林康達著『楚人冠―百年先を見据えた名記者・杉村広太郎伝』 白鳥晃司
鴋澤歩著『ドイツ現代史探訪』 林彰
阿部浪子著『書くこと恋すること―危機の時代のおんな作家たち』 大和田茂
総イベント「大逆事件百年」(続)
(2011年6月~2012年9月・経過報告) 山泉進 編
銃声一発 堀切利高
映画「100年の谺」を観て 林彰

編集後記

 

数量