整体覚書 道順

4097

整体覚書 道順  (4097)

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川﨑智子著/土曜社/B6変判/56頁

 

「これは独りで、
自分というたった一人を対象としておこなう
整体操法の小さな小さな技術である」

――みずからの体調不良をきっかけに野口整体と出会い、指導活動を続けてきた川﨑智子が、独学で整体を学びはじめた最初の三年間の経験と体感を書き綴る。独り、自立することではじまる整体のなりたちから、技術の道具化まで。心と体に自分で取り組みたい人へ説く、独りで整体を学ぶ技術。

 

目次

才を育てよう
躾と個人
学ぶ条件に気づくこと
東西南北を考え方に
誰にとっての技術か
整体操法とは何か
能の能としての力
技術は道具である
卵が先か鶏が先か
不自由を知る
使い方を覚える
恒常性を観る
リズム

重力の遊び
間接作用の道具化
自歩と行動力
休息と休養
心と体の境界線
全ては体から出発している
むすんでひらいて、開いて結ぶ
自己観察のすすめ
運動の痕跡
単純化の中身
体理は倫理
技術の限界
経験より、気軽さを
終わる、終わらせる
抵抗という魔法
沈黙は感覚神経の声
諦観と無理
独りの人を観続けること
関係性と生き物
型の工夫と形無しから見えること
落ち着きは空間感覚
礼を尽くす間柄
哺乳類と遊ぶ
植物と出会う
動線を追跡し、その先にあるもの
私は、水を、飲む
うごく、ひとから、じりつするひとへ
生命の働きの妙
自分の中に生きる人
終わりに
あとがき

 

川﨑智子〈かわさき・ともこ〉
1970年宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として「と整体」を主宰。19年、野口整体にまつわる対話集『整体対話読本 ある』を土曜社より刊行。

 

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