幸徳秋水伝 無政府主義者宣言

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栗原康 著/夜光社/四六判/480ページ   非戦! 無政府! ストライキ! 大杉栄の兄貴分にして元祖日本のアナキスト。 自由民権運動に触れた少年時代、中江兆民の書生時代、万朝報での記者生活、堺利彦らとの平民社時代、渡米、サンフランシスコ大地震、クロポトキンとの文通、足尾暴動、管野須賀子と […]

HAPAX Vol.14—気象

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HAPAX編/夜光社/四六変型判/152ページ   パンデミックとそれを含む気候変動は、われわれの政治が「大地」と決別して「大気」から始めるべきことを告知している。気象は新たな生を開き、コミュニズムを放つだろう。   目次 守中高明 インタビュ――念仏とは〈風―になること〉である […]

HAPAX Vol.13—パンデミック

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HAPAX/夜光社/四六変型判/208頁   ようするにわれわれは、国家の暴力によって管理され、ウイルスによって間引きされる過剰人口として扱われているわけである。 「ミネアポリス――この戦いにはいま、二つの陣営がある」(Crimethinc.)より   ウイルスの独白……HAPA […]

HAPAX Vol.12—香港、ファシズム

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HAPAX/夜光社/四六変型判/208ページ   新たな「ファシズム」の到来は新たな蜂起の到来と並行する。香港蜂起(そしてジレ・ジョーヌをはじめとする各地の蜂起)は、いままでの闘争とはあきらかに違う政治を伝えるものである。〈特集1〉での香港をめぐる一連のレポートは、〈特集2〉の「ファシズム […]

HAPAX Vol.11—闘争の言説

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HAPAX/夜光社/四六変型判/204頁   なにをなすべきか。 ここから二つのみちが開かれる。 一つはいまなされている実践から放たれた問いを聞きとりこれに答えること、二つめはいかなる実践が要請されているかを自らに問うこと。このとき重要なことは実践の世論的な次元での重要性や規模の大小ではな […]

ダヴィッド・ジョップ詩集

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ダヴィッド・ジョップ(著) 中村隆之(編集・翻訳・解説)/夜光社/四六変型判/96ページ   ダヴィッド・ジョップは、 サルトルが「黒いオルフェ」と呼んだ黒人詩人の一人である。 もともと抑圧者の言語だったフランス語で書かれ、 いま初めて日本語で甦る彼の詩は、過去の奴隷制度の記憶から生まれた […]

HAPAX Vol.10—ニーチェ

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HAPAX/夜光社/四六変型判/186頁   10号を記念して増ページでお届け。鈴木創士、江川隆男、白石嘉治の論考の他、『ニーチェって何?』の伝説的な思想家、榎並重行へのロングインタビューを敢行。また、前号に続いてアナキズム研究者、活動家として世界で注目されるダニエル・コルソンのニーチェ論 […]

HAPAX Vol.9—自然

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HAPAX 編/夜光社/四六変型判/156ページ   目次 自然という戦場/高祖岩三郎 自然はピクチャーである/白石嘉治+ウルトラ=プルースト アナキズムの自然と自由――ブクチンとホワイトヘッド/森元斎 装置、あるいは文明と訣別するために―― 「直耕」の思想家・安藤昌益/無回転R求道者 統 […]

サラム ひと

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崔真碩 著 行友太郎 解説/夜光社/四六変型判/122ページ   「世界の目標は崩壊することだ。だからこそ、崩壊しない。」 近代の終焉後の人のあり方を模索するアナキスト・崔真碩の第一詩集<サラム ひと>に、1937 年東京で客死した李箱の胸中に迫る「近代を脱する――李箱『倦怠』論」、武田泰 […]

HAPAX Vol.8—コミュニズム

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HAPAX/夜光社/四六変型判/180頁 「コミュニストの絶対的孤独――不可視委員会の新著によせて」HAPAX 「黙示録的共産主義者(アポカリプティック・コミュニスト)」高祖 岩三郎 「自由人の共同体と奴隷の共同体」李 珍景 「文明破壊獣ヒビモス、あるいは蜂起派のためのシュミット偽史」混世博戯党 「 […]

HAPAX Vol.7—反政治

3178

HAPAX/夜光社/四六変型判/186頁   「相模原の戦争」HAPAX+鼠研究会 「人民たちの反政治」HAPAX 「魂の表式」入江 公康 「ウンコがしたい」栗原 康 「エイリアンと怪物――『ダーク・ドゥルーズ』における革命」アンドリュー・カルプ 「残酷の政治について/残酷の政治についての […]

HAPAX Vol.6—破壊

3149

HAPAX/夜光社/新書判/204頁   帝国は滅ぶ/鈴木創士 「最前列」の家に捧げる歌/『ランディマタン』誌(東志保訳) 破壊行為者たちの叡智/『ランディマタン』誌 サイバネティクスの仮説 (抄)/ティクーン アナーキーな主体として自己を自律的に形成する(抄)/ライナー・シュールマン フ […]

われわれの友へ

3051

不可視委員会著 HAPAX訳/夜光社/新書判/256頁   ひとつの文明の終わりが 世界の終わりではない者たちへ なによりもまず蜂起のうちに 組織ぐるみの嘘と混迷と愚かさの支配にうちこまれた ひとつの裂け目をみとめる者たちへ たちこめる「危機」の霧の背後に 作戦と術策と戦略がくりひろげられ […]

HAPAX Vol.4―戦争と革命

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HAPAX/夜光社/新書判/128ページ   「アナーキーとは語義からしてアルケーの拒絶であり、いっさいの仮説を前提としない無仮説の原理、すなわちアルケーがないことをアルケーとする思考/実践である。」(「アナーキーのための『アンチ・モラリア』の要約」マーク・ダガン協会より)   […]

HAPAX Vol.3―健康と狂気

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HAPAX/夜光社/新書判/160ページ   新しい健康を発明せよ!   HAPAX 狂気の真理への勇気   小泉義之 〈戦争国家革命〉前夜   友常勉 水煙草、パンクス、〈分断法〉   シーシャ=ヤニスタ解放戦線+TOD 蜂起的イスタンブール   Snoopy+高祖岩三郎 ロジャヴァ:国 […]

HAPAX Vol.2

2750

HAPAX/夜光社/新書判/184頁   目次: われわれはスラムの戦争をつくりだす/HAPAX>>ゾミア外伝/   >逃下散と共鳴り/高祖岩三郎>>流動的-下層-労働者/友常勉>>傷んだ肉と野菜くずの 蟹漬け–あるいは水管の咆哮/影丸 […]

HAPAX Vol.1

2910

HAPAX/夜光社/新書判/159ページ   世界/地球と蜂起主義アナキズムの交差点から、未来なき未来へ。世界の破滅そのものを蜂起に反転させる新しい思想・政治・文化を示す思想誌。「アポカリプス&アナーキー・アフター・フクシマ」などを収録。

大杉栄伝―永遠のアナキズム

2911

栗原康 著/夜光社/四六判並製/320ページ   暗い時代に乱れ咲く生の軌跡 自由の火の粉をまき散らせ 米騒動、ストライキ、民衆芸術論……。 破天荒な生き方というだけでは語りつくせない、その思想に光をあてた、新たな評伝の登場。   目次: はじめに 第一章 蜂起の思想 一九一八年 […]

海賊旗を掲げて―黄金期海賊の歴史と遺産

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ガブリエル・クーン 著 菰田 真介 訳/夜光社/四六版並製/382ページ   われわれはなぜ、海賊に魅せられるのか。海賊旗を掲げて生きるとは、いかなることか。現代において海賊から学ぶことはあるのか。 ……17世紀後半、元傭兵、逃亡奴隷、冒険者、謀反人などの種々雑多の者たちが一団を形成し、意 […]