背骨のフルート Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k マヤコフスキー著/土曜社/ペーパーバック版/64ページ よろしい! ぼくは出て行く! 《声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、ぼくは進む、美男子で二十二歳》と言い放ったその年に詩人は奇妙な夫妻と知る。のちに秘密警察 OGPU の工作員として働くことになるオシップとリーリャのブリーク夫妻 […]
3着の日記―meme が旅した RIGA Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k ひがしちか、塩川いづみ、前田ひさえ 著/土曜社/四六版/128ページ 2013年秋、meme(ミーム)の3着の白いドレスがラトビア共和国の首都リガへ旅立ちました。滞在中、白いドレスに、meme が日記を記し、出会った人々の手でドローイングが描き足され、リガの街を記憶する「3着のダイアリ […]
悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k マヤコフスキー著/土曜社/ペーパーバック版/96ページ きみたちにわかるかな、なぜぼくが嘲りの嵐のなか、平然と、自分の魂を大皿に載せてモダンな食事の席へ運ぶのか ラフマニノフの退屈から逃げ出したマヤコフスキーと友人ブルリュックが意気投合した記念すべき夜。声を上げたロシア未来派の旗手とし […]
ズボンをはいた雲 Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k マヤコフスキー著/土曜社/ペーパーバック版/96ページ ぼくの精神には一筋の白髪もない! 戦争と革命に揺れる世紀転換期のロシアに空前絶後の青年詩人が現れる。名は、V・マヤコフスキー。「ナイフをふりかざして神をアラスカまで追い詰めてやる!」と言い放ち、恋に身体を燃やしにゆく道すがら、皇帝 […]
坂口恭平のぼうけん(第一巻) Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k 坂口恭平著/土曜社/ペーパーバック版/272ページ 坂口恭平、25歳の全思考・行動クロニクル! 0円ハウス、都市型狩猟採集生活、独立国家の原点がここに。パリ・ロンドン・東京を駆け巡る、著者25〜26歳の冒険日記を完全収録。日々のごはんがおいしそうな匂いをたて、本は思想を語り、音楽が本来 […]
新編 大杉栄追想 Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k 山川均、村木源次郎、和田久太郎、賀川豊彦、内田魯庵、土岐善麿、近藤憲二、ほか著/土曜社/ペーパーバック判/184ページ お互いがウンとわがままになればいいんだ 1923年9月――、関東大震災直後、戒厳令下の帝都東京。「主義者暴動」の流言が飛び、実行される陸軍の白色テロ。真相究明を求める […]
坂口恭平『Practice for a Revolution』 Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k ギターと声だけで複数のレイヤーを自在にかけめぐり、録音されていないはずの音やリズムまで聞こえてくる。「建てない建築家」がつむぐ、手ざわりある音のたてもの。毎日の暮らしで、元気を出したいとき、やさしく慰められたいとき、あなたのスピーカーからいつでも総理大臣・坂口恭平が歌います。大杉栄が1923年にパリ […]
獄中記 Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k 大杉栄著/土曜社/ペーパーバック版/224ページ 僕はもっと馬鹿になる修業を積まなければならない 東京外語大を出て8か月で入獄するや、看守の目をかすめて、エスペラント語にのめりこむ。英・仏・エス語から独・伊・露・西語へ進み、「一犯一語」とうそぶく。生物学と人類学の大体に通じて、一個の大 […]
大杉栄自叙伝 Posted on 2015年4月8日2019年5月4日 by ira_k 大杉栄著/土曜社/ペーパーバック版/312ページ 本読みの僕はいつもみんなの牛耳をとっていた 1921(大正10)年――、雑誌『改造』の求めで連載を起こすも、関東大震災下の「甘粕事件」により、未完で遺された傑作。「陛下に弓をひいた謀叛人」西郷南洲に肩入れしながら、未来の陸軍元帥を志す一 […]
日本脱出記 Posted on 2015年4月8日2015年4月21日 by ira_k 大杉栄著/土曜社/ペーパーバック版/208ページ ××××××××飛ぶ。××× ××××光る。 1922年――、ベルリン国際無政府主義大会の招待状。アインシュタイン博士来日の狂騒のなか、秘密裏に脱出する。有島武郎が金を出す。東京日日、改造社が特ダネを抜く。中国共産党創始者、大韓民国臨時 […]