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Planetary No Olympics net/A5/44ページ(日本語 & English)
2016年夏にブラジルのリオで開催されたオリンピック。オリンピック開催に反対する現地の行動に日本から合流した、いちむらみさこさんのレポート。オリンピックを歓迎しない街の様子、街頭でのデモやアクション、ファベーラやスクワットの暮らし、女性たちの取り組み、オリンピックがもたらした自然・生活環境破壊などなどについての詳しいレポートが、日本語と英語でたくさんの素敵なイラストとともに掲載されています。
※表紙の色は一冊ずつ異なりますが、通販では表紙の色は選べません。予めご了承ください。
東京は2020年オリンピックを開催しようとしている。すでに野宿者排除、都営団地の取り壊し、公立学校ではオリンピック教育まで始めてしまっている。
全ての開催都市で、貧困者の強制排除・人権侵害・人種差別・環境問題・軍事化や管理監視強化・動員や同調圧力・関係者の汚職・膨大な公費の無駄遣いなどが生じているオリンピック。今回リオオリンピックはどうなっているのか?
オリンピック開催直前の6月17日に、リオ市は財政難のため非常事態宣言を発表した。警察官や空港の税関職員がストライキを起こすし、リオに面する海の汚染、ジカ熱の蔓延はおさまらず、それでも政府のオリンピックを優先する態度に人びとは怒り沸騰している。
IOCはリオでオリンピックを開催することを取り下げない!
数週間のエンタテイメントのために、現地の多くの住人たちが、たいへんな被害を受けている!
リオは、どうなっているのか? リオに住む人たちはどうしているのか?
2016年7月27日〜8月10日まで、オリンピックが都市に及ぼす問題のリサーチと反対運動に連帯するため、Planetary No Olympics netのメンバーのひとり、いちむらみさこがリオデジャネイロに飛んだ!
(まえがきより)