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ギターと声だけで複数のレイヤーを自在にかけめぐり、録音されていないはずの音やリズムまで聞こえてくる。「建てない建築家」がつむぐ、手ざわりある音のたてもの。毎日の暮らしで、元気を出したいとき、やさしく慰められたいとき、あなたのスピーカーからいつでも総理大臣・坂口恭平が歌います。大杉栄が1923年にパリのラ・サンテ監獄から娘の魔子にささげた詩にのせて歌う、アコースティック・グルーヴの奇跡の名曲《魔子よ魔子よ》も収録。ヒップホップネイティヴの詩人が歌う YouTube 時代のフォーキー・ソウルの傑作がここに誕生――。
新政府ラジオのテーマ(作詞・作曲:坂口恭平)
魔子よ魔子よ(作詞:大杉栄・坂口恭平、作曲:坂口恭平)
Train-Train(作詞・作曲:真島昌利)
雨の椅子(作詞・作曲:坂口恭平)
Anokoe(作詞・作曲:坂口恭平)
オモレダラ(作詞・作曲:坂口恭平)
虹(作詞・作曲:石野卓球)
生理的に大好き Part.3(作詞:MINT、作曲:M・Hiroishi)
Hot Cake(作詞・作曲:S.L.A.C.K.)
Gee(作詞・作曲:イー・トライブ、日本語詞:中村彼方)
牛深ハイヤ(熊本民謡)
坂口恭平 〈さかぐち・きょうへい〉 1978年、熊本に生まれる。建築家・新政府初代内閣総理大臣。19歳のときに路上で歌えば一日1万円を稼げることを知り、「生きのびるための技術」として歌を位置づける。レコーディングされた音源としては、フルアルバム『TAPES』および、幻のバンド MAN 名義のミニアルバム『MAN』があるが、いずれも市販されていない。2012年には、初の市販アルバムとなる『Practice for a Revolution』を発表し、ホールで初のリサイタルをおこなう。「POPEYE」「月刊!スピリッツ」「熊本日日新聞」はじめ各紙で連載中。