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シルビオ・ゲゼル著/相田愼一訳/ぱる出版/A5判/624ページ
自由貨幣の提唱者シルビオ・ゲゼルの初期貨幣改革論、その改革によって「国家の漸進的解体」はどのように構想されていたかを明らかにする。
主要内容
Ⅰ ゲゼルの初期貨幣改革論
Ⅱ マルクス『資本論』体系への経済学的批判
Ⅲ ゲゼルの国家の漸進的解体論
相田愼一 (アイダシンイチ)
1946年 神奈川県生まれ。
1969年 早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。
1978年 大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。
元専修大学経済学部教授 経済学博士(大阪市立大学)
主要著書:『カウツキー研究―民族と分権―』昭和堂1993年、『経済原論入門』ナカニシヤ出版1999年、『言語としての民族―カウツキーと民族問題―』御茶の水書房2002年、『経済学の射程―歴史的接近―』(共著)ミネルヴァ書房1993年、『ドイツ国民経済の史的研究―フリードリヒ・リストからマックス・ヴェーバーへ―』(共著)御茶の水書房1985年、『ポスト・マルクス研究―多様な対案の探究』(共著)ぱる出版2009年、『ゲゼル研究』ぱる出版2014年など。
訳書:シルビオ・ゲゼル『自由地と自由貨幣による自然的経済秩序』ぱる出版2007年、オットー・バウアー『民族問題と社会民主主義』(共著)御茶の水書房2001年。