石としてある 第2号

4833

石としてある 第2号  (4833)

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¥1,650
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本屋メガホン/新書判/128ページ

 

意味も定義も説明も証明も求められず、ただそこにあるものとして観測される文章や表現が集まるための場所としてだれにでもひらかれた文芸誌「石としてある」の第2号です。
自分自身のあり方や立ち居振る舞いについて、説明を求められたり勝手に解釈されたりしやすい社会のなかで、他者からの一方的なまなざしやわかりやすいストーリーから遠く離れ、説明できなさ/定義できなさを主体的に祝福し、曖昧で流動的な瞬間を記録して積み重ねていくような、そんな場所を目指します。
ポケットにこっそり忍ばせて、ひとりで眠れない夜のとなりに、みんなが帰った後のあかるい人恋しさのとなりに、だれかと通じ合えなさを感じた心許なさのとなりに、足元を細くゆらゆら照らすあかりとしてともにあれたら嬉しいです。(版元サイトより)

 

目次

エッセイ valo
私たちは傷を愛せるか

エッセイと写真 奥 誠之/佐藤 熊弥/成定 由香沙

エッセイ タガヤ エノ
花咲ける日々を生きる限り

エッセイ 宮田 明日鹿
編み物と(いう)抵抗

エッセイ Chiharu
Vegan artivism (art + activism)

小説 渚| Nagisa
ビスケットと存続|Biscuits and Persistence

エッセイ 背骨
アロマンティック/アセクシュアルであるパートナーとの話

エッセイ uhi
The Art of Throwing a Stone –石を投げる技術–

 

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