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本屋メガホン/130mm × 168mm/126ページ
大きな枠組みや制度と紐づけて語られやすいケアという行為や営みを、縫いぐるみやネイル、本屋、編み物などの視点から改めて見つめ直しながら、ケアにまつわる慣習や規範、カテゴリー等を問い直し、脱中心化する(=「クィアする」)ことを目指すzine。
「する/されるといった関係性に依拠しないケア」や、「ゆるく磁場的に発生するケア」についてなど、個別具体的な営みや実践を丁寧に観察し言語化しながら、よりオルタナティブでフラットな目線からケアを考える。縫いぐるみ作家による漫画エッセイや、セーファースペースを目指す本屋同士の対談、パンク・アナキズムからケアについて考えるエッセイ、「ネイルしながらケアについて話してみた」イベントのレポなどを収録。(版元サイトより)
目次
はじめに
ケアの定義に対する違和感 (本屋メガホン)
トーク
クィアでオルタナティブなケアについて考える読書会
エッセイ
わたしをケアする雑誌づくり (一条道)
漫画とエッセイ
「縫いぐるみづくり」から考えるケアと解放 (そぼろ)
トーク
「本屋」から考えるケアとセーファースペース (本屋lighthouse×本屋メガホン)
エッセイ
パンク・アナキズムからケアを考える ーパンクスと蟻の営みにみる共通項ー (小野寺伝助/地下BOOKS)
トーク
「コレクティブ的な共同生活」から考えるケアと暮らし (13番館)
レポ
ネイルしながらケアについて話してみた
おわりに
ままならない「舟」をたしかに漕いでいくために (本屋メガホン)