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佐々木ののか しいねはるか/地下BOOKS/文庫判/180頁
二人の文筆家による往復書簡とエッセイ。といっても、もともと仲良しの二人ではありません。面識はない。住む場所も、歩んできた道も違う二人。共通していたのは、それぞれの生きづらさに向き合ってきたこと。
愛とは。仕事とは。表現とは。生きるとは。
二人だけで始まった実験的な書簡のやりとりは、互いに影響を与え合い、やがてそれぞれに変化をもたらします。
書簡のやりとりを経た二人は「お互いにとって書かざるを得ないもの」「自分の人生に大きな影響を与えたもの」をテーマにエッセイ・物語を執筆。
生きることのコアに柔らかく触れる、5つの書簡と各8編のエッセイ・物語。ちいさなかくめいの本。
目次
1.第一便 きっかけ
2.第二便 表現
3.第三便 恋愛
4.第四便 仕事
5.ちいさなかくめいのはなし(二人によるエッセイ・物語 各8編)
6.第五便 変化
佐々木ののか
文筆家・狩猟者。北海道の山の麓で、馬一頭、猫二匹、人間の子ひとりと暮らしながら文章を書いています。 著書に『愛と家族を探して』『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(ともに亜紀書房)。
しいねはるか
ZINEをつくること、音楽活動、ライフワークがつながり合い、地下BOOKSより『未知を放つ』を上梓。 東京での暮らしを経て、現在は人里離れた集落で小屋暮らし。風通しのよいからだ、こころ、里山に手間を かけ育てていく仕事&生活の実践中。