初期社会主義研究 第31号〈関東大震災100年/新しいアナーキズム〉

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初期社会主義研究 第31号〈関東大震災100年/新しいアナーキズム〉  (4812)

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初期社会主義研究会 編/A5/330ページ

 

〈初期社会主義の眼〉初期社会主義研究会の四〇年 山泉進

特集1 関東大震災100年
関東大震災で失ったもの・ひと・こと―雑誌『種蒔く人』、小牧近江、平沢計七を中心に 大和田茂
金子文子裁判と関東大震災 山泉進
津田光造と種蒔き社 蔭木達也
大杉栄の「首像」と横江嘉純について 田中ひかる
『種蒔き雑記』はどのようにフランスで伝えられたのか―一九二四年八月一七日付『リュマニテ』紙面から 杉淵洋一
覚書 大杉栄殺害事件の謎について 手塚登士雄
大杉栄らの墓前祭に関わって 小池善之
亀戸事件の犠牲者中筋宇八のこと―自己批判からの「謎」再考 大和田茂
関東大震災時の民衆暴力とは何か 林彰

特集2 新しいアナーキズム
ミハイル・バクーニンにおけるウクライナ問題-スラヴ連邦構想と現代 山本健三
日本における近代欧米アナキスト文献目録-平民社以前 岡崎一
Anarchism as Dream: On Anarcho-pragmatism as Method in Shunsuke Tsurumi Motonao MORI
農民運動とアナキズム―相互扶助の基盤としての農 安藤丈将
ミュニシパリズムとアナーキズムとの関係について―現代の地域自治主義とマレイ・ブクチンの思想 田中ひかる
清末アナキズム史概観-中国におけるアナキズム研究から見えてくるもの 川上哲正
サンジカリズム再考―「新しいアナキズム」に触発されて 後藤彰信

陸羯南と社会主義―日露戦争以後 岡﨑一
一九三六、三七年総選挙前後の田原春次と松本治一郎―全国水平社の国政進出 小正路淑泰

〈資料紹介〉
高橋武考――IWWとThe Proletarian を主眼にして デイ多佳子
追悼 大沢正道さんの思い出 川口秀彦

【書評】
木村正樹著『革命的知識人の群像 近代日本の文芸批評と社会主義』 蔭木達也
中北浩爾著『日本共産党―「革命」を夢見た100年』 林彰
大和田茂著『日本近代文学の潜流』 綾目広司

【新刊紹介】
『種蒔く人』顕彰会編『「種蒔く人」の射程―100年の時空を超えて』 金野文彦
関儀久著『感染症と部落問題―近代都市のコレラ体験』 朝治武
川村邦光著『荒畑寒村 叛逆の文字とこしえに』 後藤 彰信 306
冨板敦編著『大杉栄年譜』 山中千春
岩野卓司・丸川哲史編著『野生の教養 飼いならされず、学び続ける』 竹内栄美子
田中ひかる編著『社会運動のグローバルな拡散―創造・実践される思想と運動』 木村政樹

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本会活動記録
編集後記
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表紙の碑について

 

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