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渡辺眸/プラサード書店/A4縦形並製/344頁
渡辺眸さんは最近自宅近くのスタジオを閉め、フイルムや紙焼きなど写真類は倉庫を借りて引っ越していた。引っ越し先の荷物はまだ未整理のままで、私は、その倉庫に2022年5月から翌年2月まで毎月3日~7日間をかけて、フィルムや紙焼きなど原版の探索収集に通うこととなった。編集者役というより写真事務所のスタッフのお役目であった。そのおかげで、収録したい写真のイメージは膨大に増え、作り直し続けたモックアップの第6版は500ページを超えてしまった。選びに選んで、ようやくこのような内容にたどり着いた。すでに、眸さんの代表作と呼ばれる写真作品集は1960年代から1970年代初頭のものがいくつもある。この本では1970年代半ばの「コミューン」を取材した作品から始めることにした。(槇田きこり但人、序文より)
新宿番外地:笠井叡ほか 1967~1969
東京のテキヤ
アングラ東京:告陰/ゼロ次元ほか
東大全共闘・安田講堂 1968~1969
西方巡礼:ネパール・インド
九州のコミューン 1970年代
ラジニーシ(和尚)アシュラム
別府の長松寺と山田龍宝
国東と宇佐の神々の声を聞く女たち
C+Fコミュニケーションズ
原発サラバ記念日 1988
いのちの祭り’88 in 八ヶ岳
ウエルカム・トー・ヤポネシア:
アレン・ギンズバーグ+ナナオ/
ティク・ナット・ハン/ほか
バリ島:花の祈り ロンドン徘徊
グローバル・フレンズ:小田まゆみ/
鶴田静/松田隆智/おおえまさのり/
星川淳/天空楽団/土取利行/ほか
寄稿文:William Marotti/大竹昭子