究極Q太郎詩集 散歩依存症 Posted on 2024年12月12日2025年5月1日 by ira_k 究極Q太郎著/現代書館/A5変型判/264ページ 無力さという重力を担ぎ 歩け、歩け、歩け――。 八方塞がりの中にあるのは 私か、あるいは世界か。 「飲酒欲求をなんとか紛らせようとして歩きはじめたのだったが、それは身体に気を遣おうなどという、前向きな健康的な理由からではなく、度々起こし […]
ゲリラガーデニング 境界なき庭づくりのためのハンドブック Posted on 2024年9月19日2025年5月1日 by ira_k リチャード・レイノルズ(著) 甘糟智子(訳)/現代書館/四六判/216ページ 勝手耕作完全マニュアル、待望の邦訳! 世界にはいろんなことをしている人たちがいます。 本書に登場する人たちが耕しているのは自分の庭ではありません。 見つからないようにこっそりと、空き地、手入れのされていない花 […]
ヒッピーの教科書 Posted on 2024年7月12日2025年4月25日 by ira_k 原作:赤田祐一(スペクテイター編集部) 作画 関根美有/エディトリアル・デパートメント/B5変型/112頁 2019年に刊行した『スペクテイター』44号所収のまんが記事「ヒッピーの歴史」が、ハードカバー仕様の単行本になりました。 1960年代にアメリカ社会を揺さぶったヒッピー・ムーヴメ […]
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門 Posted on 2024年5月3日2025年5月1日 by ira_k ナージャ・トロコンニコワ著 野中モモ訳/ソウ・スウィート・パブリッシング/四六判変形/304ページ 「どうしてプーチンのロシアは、私を刑務所送りにしたのだろう? 私は当時、無一文の22歳で、 3歳の女の子の若い母親だった。家父長制の世界に生きる女性アーティストで、ディオゲネスと行動の哲 […]
〈 寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常 Posted on 2024年2月4日2025年4月17日 by ira_k 上川多実 著/里山社/四六判/288ページ 日常から差別について伝える、まったく新しい部落ルーツエッセイ 「夕ご飯何にしようとか、幼稚園でこんなことがあったらしいとか、私たちはおしゃべりをしながら子どもが遊び終わるのを待つ。そういう日常の話題と同じように、その日は私は公園で、いつも通り […]
だめ連の資本主義よりたのしく生きる Posted on 2024年1月18日2025年5月1日 by ira_k 神長恒一+ペペ長谷川 著/現代書館/四六判/472ページ 行きすぎた資本主義と競争社会。 格差、貧困、生きづらさ、うつ、孤独……地球温暖化。 このどんづまった世の中で、資本主義よりたのしい社会を 夢見て生きていくアナーキーな実践の書。 働かない、笑う、踊る、闘う、 寝そべる、集う、語り […]
Spectator vol.52 文化戦争 Posted on 2023年12月20日2025年4月24日 by ira_k エディトリアル・デパートメント/B5/176ページ 人種差別、ジェンダー平等、同性婚などの社会課題をめぐって議論が沸騰し、ときには争いにまで発展することもある昨今の社会状況。経済不況やSNSの影響が大きいという見方もありますが、それだけではなさそうです。 ポリティカル・コレクトネス、キ […]
呪詛 vol.5 Posted on 2023年12月12日2025年3月16日 by ira_k ゆとり世代フェミニズム/A5/37ページ 濁流の中で戸惑い、立ち尽くし、 からだひとつ分をせき止めたとき、 ささやかな革命がまた始まった。 私もフェミニズムも未完成だ。 目次 [エッセイ] 東京の犬とコーラ革命……コアラ星人 [ルポ] 名前変えてみ […]
社会運動史研究5 直接行動の想像力 Posted on 2023年10月12日2025年4月24日 by ira_k 大野光明、小杉亮子、松井隆志 編/新曜社/A5判並製/168ページ 沖縄、北九州、三里塚、六ヶ所村で、身を挺していのちと土地を守る座り込み、反戦反核行動を、暴力と断じてはならない。アナキズムの系譜をもつ直接行動が呼び覚ます想像力とは。座談会(酒井隆史+阿部小涼+編者)、論考、インタビュ […]
われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット Posted on 2023年9月30日2025年5月1日 by ira_k 反トランス差別ブックレット編集部(青本柚紀、高島鈴、水上文)編/現代書館/A5判 並製/96ページ 2022年11月に刊行された反トランス差別ZINE『われらはすでに共にある』の増補版。ZINEの内容はほとんどそのまま、新たにエッセイを3本、ブックガイドを4本追加。日に日に苛烈さを増す […]
せんそうかるた Posted on 2023年5月30日2025年4月3日 by ira_k 古知屋恵子/札サイズ 90mm × 68mm 版画家で絵本作家の古知屋恵子さんが制作した「せんそうかるた」。戦争の怖さや問題点が、五七五の文言と絵で表現されています。絵の方は最大6色を使った木版画。絵を楽しみ、かるたとして遊びながら、戦争について考える。今の情勢を踏まえた対話も生まれ […]
私のアルバイト放浪記 Posted on 2023年5月16日2025年4月14日 by ira_k 鶴崎いづみ/観察と編集/A5判/192頁 「私にとってアルバイトは、ふだん垣間見ることのない社会のいろんな側面を見学する、フィールドワークのような意味をもっていた。」 美大卒業後、創作活動の傍らおよそ15年もの間、いくつものアルバイトを転々とすること15種以上。ときにエプロンをまとい富 […]
女の子たちと公的機関 ロシアのフェミニストが目覚めるとき Posted on 2023年2月24日2025年4月17日 by ira_k ダリア・セレンコ(著/文) クセニヤ・チャルィエワ(イラスト) 高柳聡子(翻訳)/エトセトラブックス/四六判/128ページ プーチン政権下で「国の道具」にされてきた 非正規雇用の〈女の子〉たちが覚醒する。 ウクライナ侵攻前夜に書かれた、フェミニスト誕生小説 ロシアの作家でフェミニスト、 […]
呪詛 vol.4 Posted on 2022年10月11日2025年3月16日 by ira_k ゆとり世代フェミニズム/A5/37ページ 社会は少しずつよくなっている らしいけど、私の毎日はどうだろう 呪詛と祝福を往復しながら “女のからだ”で今日を生き延びる 目次 エッセイ「私のママ(毒親)の成長」不可幸力 エッセイ「大衆浴場」はるのたけひこ エッセイ「ジェンダー […]
Spectator vol.49 自然って何だろうか? Posted on 2021年12月28日2025年4月24日 by ira_k エディトリアル・デパートメント/B5/200ページ 特集:自然って何だろうか? 人類の活動が、自然の回復力を超えて地球全体に影響を与え始めた時代=人新世に突入!? 自然への対応をめぐって、さまざまな議論が交わされるようになりました。 温暖化は人工的に防ぐことが可能? 外来種は敵か? 味 […]
薬を食う女たち Posted on 2021年6月23日2025年5月1日 by ira_k 五所純子著/河出書房新社/四六版/240ページ 覚醒剤や大麻、睡眠薬……そして現代を生きる女性たちの身に起こるさまざまな事柄、 葛藤し抵抗する姿を丹念に描き、新たな表現へと昇華(あぶ)る フィクション/ノンフィクションとは何かを問う《ルポ+文学》の新たな金字塔、ここに誕生。   […]
呪詛 vol.3 Posted on 2021年2月18日2025年3月16日 by ira_k ゆとり世代フェミニズム/A5/46ページ 売れている本を読むこと、 トレンドの議論を追うこと—— それだけがフェミニズムじゃない。 ひとりひとりの地味で地道な実生活。 目次 エッセイ「ピュアバーガーと私」じょっちん 都々逸「ふぇみどど(フェミニズム都都逸)」堀川千織 エッ […]
アナキズムの歴史 支配に抗する思想と運動 Posted on 2020年11月30日2025年5月1日 by ira_k ルース・キンナ著 米山裕子訳/河出書房新社/四六判/424ページ 19世紀の草創期から現在まで、そして欧米から日本まで100人以上の理論家・運動家が登場。既存の価値観や体制が揺らぐ今、自由と協調を追及するラディカルな思想の真の可能性に迫る! 目次 イントロダクション アナ […]
ウジョとソナ 独立運動家夫婦の子育て日記 Posted on 2020年7月12日2025年4月17日 by ira_k パク・ゴヌン 著・画 神谷丹路 訳/里山社 /A5判 並製/368ページ 日本の支配と戦争の只中も、慈しんだ家族の日常。祖国・韓国は日本の植民地下。独立を夢見て亡命した中国は日中戦争に突入。避難生活を余儀なくされた大韓民国臨時政府夫妻の姿を、我が子に希望を託す「子育て」の視点から綴った […]
社会動史研究2 「1968」を編みなおす Posted on 2020年4月18日2025年2月26日 by ira_k 大野光明 小杉亮子 松井隆志 編/新曜社/A5判並製/232ページ 半世紀後の現在から1968を編みなおす特集。部落解放、美術運動、沖縄闘争、東大闘争を掘り起こし継承する。小特集(運動史とは何か批評)論文(シベリア抑留史)インタビュー(第1期情況編集長、指紋押捺拒否、社会運動アーカイブ […]