統べるもの/叛くもの 統治とキリスト教の異同をめぐって

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佐々木裕子、堀江有里、要友紀子、白石嘉治、栗原康、五井健太郎 著/新教出版社/四六判/216ページ   護教的な態度を排し、現代世界との相互批判的に切り結ぶキリスト教月刊誌『福音と世界』。その特集記事より、統治とキリスト教の関係にジェンダー/セクシュアリティ/クィアやアナーキーといった視点 […]

ダヴィッド・ジョップ詩集

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ダヴィッド・ジョップ(著) 中村隆之(編集・翻訳・解説)/夜光社/四六変型判/96ページ   ダヴィッド・ジョップは、 サルトルが「黒いオルフェ」と呼んだ黒人詩人の一人である。 もともと抑圧者の言語だったフランス語で書かれ、 いま初めて日本語で甦る彼の詩は、過去の奴隷制度の記憶から生まれた […]

中国に関係ないことばっかり 20170905 20180706 福州留学滞在記

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山本佳奈子/A5/98ページ   現在進行形のアジアの表現者を紹介するウェブ・マガジン「Offshore」を運営する山本佳奈子による福州留学滞在記。2017年9月から2018年7月にかけて中国・福州に留学した著者が、福州滞在中の出来事や、そこで考えたこと、感じたことを綴ったエッセイ集。 & […]

飢える私 ままならない心と体

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ロクサーヌ・ゲイ著 野中モモ訳/亜紀書房/四六判並製/288ページ   あの日の私を守るために食べてしまう。 そんな自分を愛したいけど、愛せない。 レイプ、過食、嘔吐、超肥満、差別、同情……。 少女時代から作家になっても続く苦悩と辛酸の日々。 『バッド・フェミニスト』を超えた 骨のきしむよ […]

つげ忠男 月刊 スクラップ帖 風信8「冬の街・骨片・日本三文死集」

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つげ忠男/オフノート/A5判/78頁   1968年『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた孤高の劇画家・つげ忠男。前号より「絵はがき帖」から、単行本未収載の幻の作品やエッセイやイラスト等で構成される「スクラップ帖」として新装刊行。リニューアル第二弾は単行本未収録「冬の街 […]

社会運動史研究1 運動史とは何か

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大野光明 小杉亮子 松井隆志 編/新曜社/A5判並製/144ページ   戦後史のなかで、無名の人々や学生が生活・労働・学問の場で巨大な力に抗ってきた営みを、社会運動史に再構成する新たなメディア。史料に残されなかった社会運動の現場の出来事や語りに注目、社会学・歴史学の専門領域を超える関心と手 […]

LONG WAY HOME

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カナイフユキ著/SUNNY BOY BOOKS/168mm × 257mm/58ページ + 78ページ(2冊組・ポスター付)   イラストレーター、コミック作家として活躍しているカナイフユキが、2015年から発表してきた三部作のジン『HOME』(2015)、『WAY』(2016)、『LON […]

Calendrier BLACK SCREEN 2019

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Black Screen/A4/28ページ フランス・リヨンの自主管理スペースを拠点とするシルクスクリーン印刷コレクティヴBLACK SCREENの2019年版カレンダー。全てのページがシルクスクリーンによるプリント。BLACK SCREENの友人たち14名のイラストやデザインが楽しめます。2月のア […]

アナキズム・カレンダー2019 近藤憲二没後50年〜三代で継いできた近藤文庫

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アナキズム文献センター/A4/28ページ   アナキズム文献センターが毎年発行している「アナキズム・カレンダー」の2019年版。「近藤憲二没後50年〜三代で継いできた近藤文庫」をテーマに、堺利彦・為子、近藤憲二・(堺)真柄、そして近藤千浪と三代に渡り、ときに自分たちのものを二の次にしてまで […]