anyanbaman vol.1—清田政信の詩と思想へ

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清田政信研究会/A5版変形/168ページ   1960年代、米軍統治下の沖縄にて異彩を放った詩人、清田政信。 シュルレアリズムとマルキシズムのはざまで、清田は「オブジェへの転身」を説き、本土「復帰」運動とそれに対峙する「反復帰」論の双方を批判的に乗り越えるために、国家から「脱出」する人たち […]

HAPAX Vol.11—闘争の言説

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HAPAX/夜光社/四六変型判/204頁   なにをなすべきか。 ここから二つのみちが開かれる。 一つはいまなされている実践から放たれた問いを聞きとりこれに答えること、二つめはいかなる実践が要請されているかを自らに問うこと。このとき重要なことは実践の世論的な次元での重要性や規模の大小ではな […]

NOWBOYZ, Mon KIM

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Mon Kim/Degs/30 x 22.5cm/136pages   ニューヨークと韓国で活動しているファッション・フォトグラファーMon Kimの初の写真作品集『NOWBOYZ』。デザインはソウルのDegs Studioによるもの。限定300部。   When you res […]

TRICK-トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち

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加藤直樹 著/ころから /A5変型判 並製/178ページ   工藤美代子、産経新聞、日本会議、自民党文教族、小池都知事、百田尚樹…… 彼らが掲げた「虐殺否定」は幼稚な”フェイク”だった! 『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』(ころから)の著者が、ネット上に蔓延する […]

Spectator vol.44 ヒッピーの教科書

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エディトリアル・デパートメント/B5/199ページ   特集 : ヒッピーの教科書 LOVE & PEACE、オーガニック、エコロジー、カウンターカルチャー…ヒッピーが発明し、のちの世に影響を与えたモノは数あれど、ヒッピーの存在そのものや歴史について詳細に解いた本は過去に例がありま […]

東京シフト レスポンス | Tokyo Shift Responses

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Jonathan Kemp 編/Shift Resister/A5版変形/104ページ(日本語・English)   「シフト・レジスター」プロジェクトは、技術的・社会基盤的活動が「惑星実験所」としての地球の現在的概念化(エピステーメー)を強化している事例について調査するために開始された。 […]

いやな感じ

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高見順 著/共和国/菊変型判/424ページ   アナキズム。テロリズム。エログロ。ファッショ。亜細亜。そして戦争。 躍動する魂。ディープなスラング。 これは前史なのか、あるいは現在の私たちなのか? 関東大震災後、虐殺された大杉栄の復讐に失敗したアナキスト・加柴四郎。「生の拡充」を希求して夜 […]

夢みる名古屋 ユートピア空間の形成史

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矢部史郎 著/現代書館/四六判/224ページ   名古屋とは何か? 茫漠として捉えようのない工業都市の姿をえぐる都市論。 名古屋の街は、いかにして形成されたのだろうか。尾張藩の城下町から戦前、軍需産業の一大拠点として成長し、戦後には右派労働運動=民社党の拠点となる。管理教育の本場としても名 […]

侵略者は誰か? 外来種・国境・排外主義

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ジェームズ・スタネスク、ケビン・カミングス 編著 井上太一 訳/以文社 /四六判/320ページ   なぜ外来種を駆除しなければならないのか? 移民・外国人を排除・嫌悪するのはなぜか?脅威は「外」から来ると考えるのはどうしてか? 外来種を侵略者と読み替える「国境」の論理――それが生み出す、人 […]

オプス・デイ 任務の考古学

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ジョルジョ・アガンベン著 杉山博昭訳/以文社/四六判/261ページ   現代倫理はなぜ、「義務」を基礎に置くのか。本書はキリスト教における任務=聖務や典礼への考察を手がかりに、カント以来の現代倫理が手中に収める「義務の無限性」に潜む無限の「負債」を明らかにする。 今日、わたしたちの存在は「 […]

MDC あるアメリカン・ハードコア・パンク史―ぶっ壊れた文明の回想録

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デイヴ・ディクター著 鈴木智士訳/Gray Window Press/A5版 並製/208ページ   1970年代末、アメリカン・ハードコアの黎明期から現在まで、40年にわたりその活動を続けるオリジナル・ハードコア・パンク・バンド、MDC(Millions of Dead Cops)のヴォ […]