仙台本屋時間 Time in a Bookshop-Sendai

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Biblantern|ビブランタン/A3判/カラー   本屋にながれる時間とそれぞれの体験――。 本書は写真とエッセイでつづる本屋の本です。 前半は、本屋をこよなく愛する宮城在住の写真家、志賀理江子が撮り下ろした本屋の写真と、五名の作者によるエッセイのコラボレーション。 後半は、仙台の街な […]

マンガ版マルチスピーシーズ人類学

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奥野克巳・シンジルト編 MOSA (マンガ)/以文社/A5判/344ページ   文化人類学×マンガ、マルチスピシーズ民族誌×マンガ!! これまでの人間中心主義的な記述を廃し、人間以外の「多種」との交流を描くマルチスピーシーズ民族誌。本書は、文化人類学における代表的な営みである「民族誌」の可 […]

大正アナキストの夢 渡辺政太郎とその時代

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多田茂治/皓星社/四六判 並製/224ページ   渡辺政太郎(1873-1918)は、堺利彦、幸徳秋水と同世代、後輩格の大杉栄、荒畑寒村らとも苦楽をともにした大正期の社会運動家でアナキスト。本書は、注目を浴びる彼らの活動を陰で献身的に支えた政太郎の生涯と、彼が生きた時代を活写する本格的評伝 […]

アナキズムを読む 〈自由〉を生きるためのブックガイド

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田中ひかる編/皓星社/A5判 並製/183ページ   格差、分断、差別、そして不自由を強いられる日常のなかで、私たちはどう生き、将来をどう思い描いたらいいのか。 「支配がない状態」をつくりだすアナーキーな思考と実践を手がかりに、みんなが生きやすい社会を構想し、自分らしい生き方を探る〝希望と […]

国家をもたぬよう社会は努めてきた クラストルは語る

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ピエール・クラストル著 酒井隆史訳/洛北出版/四六判 並製/272頁   はじめてのクラストル 「国家なき社会」は、なぜ「国家なき社会」なのか。それは、その社会が「国家に抗する社会」だからである。その社会が、国家を忌〔い〕み嫌い、祓い〔はらい〕のけてきたからである。国家という災厄を、封じ込 […]

荷を引く獣たち 動物の解放と障害者の解放

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スナウラ・テイラー著 今津有梨訳/洛北出版/四六判 並製/444頁   動物の解放と障害者の解放の、深くて大切な結びつき アメリカン・ブック・アワード(2018年度)受賞作品! スナウラ・テイラーは、一人の障害当事者として、障害者運動と動物の権利運動の担い手として、そして一人の芸術家として […]

話し足りなかった日

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イ・ラン著 オ・ヨンア訳/リトルモア/四六判/248ページ   私たちの話には意味がある。 忘れないために、ゆっくり話しましょう。 シンガーソングライター、小説家、 コミック作家、映像作家、そしてエッセイスト。 韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ラン。 大好評『悲しくて […]

アナキズムとキリスト教

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ジャック・エリュール著 新教出版社編集部訳/新教出版社/四六判/220ページ   信仰のアナーキー 鋭利な技術社会批判で知られるキリスト教知識人、ジャック・エリュール。ファシズムとの闘争、シチュアシオニストとの接触やエコロジー運動への参与のなかで形成されたそのラディカルな思想は、組織宗教の […]

モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学

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奥野克 近藤祉秋 ナターシャ・ファイン 編/以文社 /A5判 並製/320ページ   地球規模での環境変動、資本主義の見えない未来、科学技術の革新が問いかける人間性の変容ーー「人新世」時代の今日、人類を含めた多種の絡まり合いの現実を看過することはできない。 多種間の関係を記述してきたマルチ […]

人間になるということ キルケゴールから現代へ

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須藤孝也著/以文社/四六判/296ページ   西洋には伝統的に「人間になる」というテーマがあった。だが前世紀にはそれを否定して「人間の終焉」が言われるようになった。しかし私たちはほんとうに「人間になる」ということを放棄してしまってよいのだろうか。 人間不在の市場原理に基づく「新自由主義」が […]

生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義

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堅田香緒里著/タバブックス/四六判/192ページ   私たちはみな、資本主義という恒常的な災害の被災者である。 パン(金)も、バラ(尊厳)も、両方よこせ! 蔓延する新型ウィルス、パンデミック下で強行される五輪、そして顕在化する不平等や分断。私たちが直面している危機は、COVID-19 によ […]

BLOCK CITY 増補版

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Hironori Kodama/KungFu/21cmx20cm/70ページ   2020年11月に刊行された『BLOCK CITY』の増補版です。 「しっかり写真に残してくれ、これは俺たちの作品だからな!」 バリケードを作っていた青年が逃げる準備をしながら、私に短く叫んだ。 2019年か […]

増補新版 風よ鳳仙花の歌をはこべ 関東大震災・朝鮮人虐殺・追悼のメモランダム

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ほうせんか 編著/ころから/A5変型判/280ページ   1980年代の荒川河川敷にジェノサイド被害者の遺骨を探し、10年にわたって、のべ150人に聞き書き調査した市民グループ「ほうせんか」。 市民の手で掘りおこされた記録集『風よ鳳仙花の歌をはこべ』(1992年刊)にその後30年の歩みを加 […]

スピットボーイのルール 人種・階級・女性のパンク

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ミシェル・クルーズ・ゴンザレス著 鈴木智士訳/Gray Window Press/四六判 並製/224ページ   「私の身体は私のもの」をスローガンに、1990年代のアメリカで活動し、今日に至るまで世界中のパンクスに影響を与え続ける、メンバー全員女性のフェミニスト・ハードコア・パンク・バン […]

社会運動史研究3 メディアがひらく運動史

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大野光明 小杉亮子 松井隆志 編/新曜社/A5判並製/240ページ   好評3号をお届けします。当事者と若手双方の寄稿と証言から蘇る60〜70年代メディアとは? 草の根メディアを守り育てる「市民アーカイブ多摩」をインタビュー。  ほかにヤン・イークスとべ平連、東大闘争のインタビュー、書評も […]

オン・ザ・ロード:書物から見るカウンターカルチャーの系譜 ビート・ジェネレーション・ブック・カタログ

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山路和広(Flying Books)監修/トゥーヴァージンズ/B5判/272ページ   1950年代ビート・ジェネレーションの聖典と呼ばれ、後のあらゆる文化に影響を与えてきた『オン・ザ・ロード』。本書を始めジャック・ケルアックの全著作、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグら貴重なビー […]

パンの心臓 Corazón del pan

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ミシマ ショウジ著/トランジスタ・プレス・黒パン文庫/B6/69ページ   Corazón コラソン、、魂ともハートとも愛とも。 死んでいった者とともにパンのひとかけ食べるように、ひとつづつ詩を書いて一冊に。 彼らはいつも私たちとともにいて声を、それはひかえめなものだとしても、 […]

増補新版 PUNK! The Revolution of Everyday Life 展覧会カタログ

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川上幸之介編/倉敷芸術科学大学芸術学部 川上幸之介研究室/A5/80ページ   倉敷で開催され注目を集めた川上研究室による「PUNK! The Revolution of Everyday Life」展のカタログの増補新装版。各アーティスト・運動の概要紹介のほか、本邦初訳のデヴィッド・グレ […]

薬を食う女たち

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五所純子著/河出書房新社/四六版/240ページ   覚醒剤や大麻、睡眠薬……そして現代を生きる女性たちの身に起こるさまざまな事柄、 葛藤し抵抗する姿を丹念に描き、新たな表現へと昇華(あぶ)る フィクション/ノンフィクションとは何かを問う《ルポ+文学》の新たな金字塔、ここに誕生。 &nbsp […]