間隙を思考する グリッチ・コミュニズムの方へ Posted on 2024年12月20日2024年12月20日 by ira_k 田崎英明 著/以文社/四六判 並製/344ページ ヒップホップ、パレスチナ、クィアな身体、映画のスクリーン、物語るオブジェ、叛乱する群衆たち……同じものの狭間で立ち上がり、異なるものの共通性を鳴り響かせる、グリッチ=ノイズの政治哲学。充実の文献案内付き。 目次 はじめに […]
農とアナキズム 三原容子論集 Posted on 2024年12月15日2024年12月13日 by ira_k 三原容子/アナキズム文献センター(発売:虹霓社)/四六判 並製/376ページ 著者が公害や差別問題と向き合う中で出会った「アナキズム」と「農本主義」。その二つのキーワードを手掛かりに、人と人の関係(アナキズム)、人と自然との関係(農本主義)にこだわり続けてきた三原容子。「アナキズム」が […]
究極Q太郎詩集 散歩依存症 Posted on 2024年12月12日2024年12月12日 by ira_k 究極Q太郎著/現代書館/A5変型判/264ページ 無力さという重力を担ぎ 歩け、歩け、歩け――。 八方塞がりの中にあるのは 私か、あるいは世界か。 「飲酒欲求をなんとか紛らせようとして歩きはじめたのだったが、それは身体に気を遣おうなどという、前向きな健康的な理由からではなく、度々起こし […]
デザインはみんなのもの Posted on 2024年12月12日2024年12月12日 by ira_k Futuress著 井上麻那巳訳/Troublemakers Publishing/102mm × 162mm/96ページ どうしてデザイン賞の審査員や受賞者は男性ばかりなの? どうして欧米でデザインを学んだことがステータスになるの? どうしてスマートフォンは女性の手には大きすぎるの? […]
青年失业潮下:劳动调查 Posted on 2024年11月16日2024年11月16日 by ira_k 工劳小报/A5/82页 根据国家统计局数据,2022年以来全国16-24岁青年失业率攀升明显,于2023年6月达到21.3%,远超多数国家。此后,国家统计局宣布暂停发布该数据。有学者指出,算上非在校生的失业青年,该比例应达至46.5%。青年失业既与全球市场重整有关,也折射了疫情后中国经 […]
ガザ 欄外の声を求めて FOOTNOTES IN GAZA Posted on 2024年10月3日2024年12月7日 by ira_k ジョー・サッコ著 早尾貴紀訳/Type Slowly/B5変形判/432ページ コミックのアカデミー賞「アイズナー賞」受賞作品 世界屈指の風刺漫画家による芸術的ジャーナリズム 「人間」を問う、小さき声。 1956年、ハーンユーニスで275人、ラファハで111人のパレスチナ人がイスラエル […]
幸徳秋水伝 無政府主義者宣言 Posted on 2024年9月19日2024年10月10日 by ira_k 栗原康 著/夜光社/四六判/480ページ 非戦! 無政府! ストライキ! 大杉栄の兄貴分にして元祖日本のアナキスト。 自由民権運動に触れた少年時代、中江兆民の書生時代、万朝報での記者生活、堺利彦らとの平民社時代、渡米、サンフランシスコ大地震、クロポトキンとの文通、足尾暴動、管野須賀子と […]
自立からの卒業 Posted on 2024年9月19日2024年9月29日 by ira_k 勝山 実 著/現代書館/四六判/240ページ 著者の勝山さんは1971年生まれ。高校3年生の時に不登校になり、以降、「ひきこもり」となりました。現在に至るまでの壮絶な人生は本書を読んでいただくとして、いわゆる「8050(はちまるごーまる)問題」世代のど真ん中です。勝山さんはここ数年の間 […]
ゲリラガーデニング 境界なき庭づくりのためのハンドブック Posted on 2024年9月19日2024年12月4日 by ira_k リチャード・レイノルズ(著) 甘糟智子(訳)/現代書館/四六判/216ページ 勝手耕作完全マニュアル、待望の邦訳! 世界にはいろんなことをしている人たちがいます。 本書に登場する人たちが耕しているのは自分の庭ではありません。 見つからないようにこっそりと、空き地、手入れのされていない花 […]
帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニストー独立運動を描きなおす Posted on 2024年9月5日2024年12月21日 by ira_k 尹錫男(画) 金伊京(著) 宋連玉(訳) 金美恵(訳)/花束書房/A5判 並製/268ページ “私たちの敵は日本帝国主義と家父長制であり、私たちの目標は、その二重の抑圧に呻吟する朝鮮女性を解放することだった” 独立運動を闘った多彩な朝鮮女性を、韓国フェミニズムアートの第一人者・尹錫男( […]
黙示する風景 Posted on 2024年8月3日2024年8月3日 by ira_k 砂守勝巳 写真/月曜社/A4サイズ/14頁 2020年に原爆の図 丸木美術館で開催された「砂守勝巳写真展 黙示する風景」にあわせて制作された冊子。砂守勝巳が釜ヶ崎、広島、沖縄、雲仙普賢岳噴火被災地で撮影した写真作品と、本展のゲスト・キュレーター椹木野衣によるテキスト「黙示する風景—砂守 […]
Seed of Memory: Ancestral Recipes Posted on 2024年7月27日2024年7月27日 by ira_k Weaving Realities/51 Personae/120 x 190 mm/112 pages This booklet is the artist collective Weaving Realities’ contribution to decolonial healin […]
51 Personae: A Project of 11th Shanghai Biennale Posted on 2024年7月27日2024年7月27日 by ira_k Chen Yun/51 Personae/120 x 180 mm/136 pages 51 Personae presents 51 dramas that feature 51 real-life scenarios, and so it provides 51 stories—t […]
パリと五輪 空転するメガイベントの「レガシー」 Posted on 2024年7月26日2024年8月26日 by ira_k 佐々木夏子 著/以文社/四六判 並製/328頁 オリンピック災害は東京だけじゃない グラン・パリ計画の加速装置・オリンピックがパリにやってくる── パリと五輪の因縁から、進行するジェントリフィケーション、そして「オリンピックマネー」まで。 パリ五輪に抵抗しているのは誰か? 2007年よ […]
月曜か火曜 Posted on 2024年7月25日2024年11月16日 by ira_k ヴァージニア・ウルフ(著) ヴァネッサ・ベル(画) 片山亜紀(訳)/エトセトラブックス/A4変形判/176ページ 永遠のフェミニスト作家、ヴァージニア・ウルフが自分で編んだ唯一の短編小説集。 彼女の真摯な「叫び声」を、100年後の今そのまま読む。 ウルフの最初の短編集を、1921年刊行 […]
家父長制はいらない 「仕事文脈」セレクション Posted on 2024年7月12日2024年7月12日 by ira_k 仕事文脈編集部編/タバブックス/B6変形判/160ページ 格差、差別、バッシング、家族、戸籍……色んなひとが困っているけど、これって全部同じ問題=家父長制なんじゃないか? さまざまな角度から「仕事」を考えるリトルマガジン『仕事文脈』。近年掲載した記事の中からフェミニズム、ジェンダー、セ […]
ヒッピーの教科書 Posted on 2024年7月12日2024年7月12日 by ira_k 原作:赤田祐一(スペクテイター編集部) 作画 関根美有/エディトリアル・デパートメント/B5変型/112頁 2019年に刊行した『スペクテイター』44号所収のまんが記事「ヒッピーの歴史」が、ハードカバー仕様の単行本になりました。 1960年代にアメリカ社会を揺さぶったヒッピー・ムーヴメ […]
FRENZY Posted on 2024年7月10日2024年7月10日 by ira_k Tetsunori Tawaraya/Desert Island/7x9inch/290ページ カナダ・トロントのColour Codeから出版されたTetsunori Tawarayaの7冊のリソグラフ本をもとに、ニューヨークのDesert Islandが制作した作者初のハードカバー […]
バビロンの路上で 律法に抗う散歩者の夢想 Posted on 2024年6月28日2024年11月28日 by ira_k マニュエル・ヤン著/以文社/四六判/288頁 歩く階級闘争 台湾キリスト教会の牧師の父、共に学び闘った同志たち、アメリカ帝国が築く都市の風景――酩酊と追憶のなかで、個人史の情念は民衆蜂起の欲望と接続し、解放主義的キリスト教の叛逆精神は異端派マルクス主義の革命理論と合一する。霊と肉、求道 […]
その猫の名前は長い Posted on 2024年6月20日2024年6月20日 by ira_k イ・ジュへ著 牧野美加 訳/里山社/四六判/288ページ 「何がしきりにわたしたちを臆病者にさせるのだろう。わたしたちを絶えず孤立させ、ああはなりたくないと人に思わせ、軽蔑されやすい顔に変貌させ、何かを証明しなければと常にみずからを追い立てる。この病の名は何だろう。」(本文より) &n […]