間隙を思考する グリッチ・コミュニズムの方へ

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田崎英明 著/以文社/四六判 並製/344ページ   ヒップホップ、パレスチナ、クィアな身体、映画のスクリーン、物語るオブジェ、叛乱する群衆たち……同じものの狭間で立ち上がり、異なるものの共通性を鳴り響かせる、グリッチ=ノイズの政治哲学。充実の文献案内付き。   目次 はじめに […]

農とアナキズム 三原容子論集

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三原容子/アナキズム文献センター(発売:虹霓社)/四六判 並製/376ページ   著者が公害や差別問題と向き合う中で出会った「アナキズム」と「農本主義」。その二つのキーワードを手掛かりに、人と人の関係(アナキズム)、人と自然との関係(農本主義)にこだわり続けてきた三原容子。「アナキズム」が […]

究極Q太郎詩集 散歩依存症

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究極Q太郎著/現代書館/A5変型判/264ページ   無力さという重力を担ぎ 歩け、歩け、歩け――。 八方塞がりの中にあるのは 私か、あるいは世界か。 「飲酒欲求をなんとか紛らせようとして歩きはじめたのだったが、それは身体に気を遣おうなどという、前向きな健康的な理由からではなく、度々起こし […]

デザインはみんなのもの

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Futuress著 井上麻那巳訳/Troublemakers Publishing/102mm × 162mm/96ページ   どうしてデザイン賞の審査員や受賞者は男性ばかりなの? どうして欧米でデザインを学んだことがステータスになるの? どうしてスマートフォンは女性の手には大きすぎるの? […]

アナキズム文献センターカレンダー2025 – 農村青年社

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アナキズム文献センター/A4横サイズ/28頁   恒例のアナキズム文献センターカレンダー2025年版を刊行いたしました。テーマは「農村青年社」です。 すでにメンバーにとっては過去の事になっていた活動が権力により〝事件〟としてでっち上げられ、メンバーたちが突如検挙されたのが1935年。今から […]

OYAMA Yukiko – Essay and Calendar 2025

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小山維子/ハンマー出版/148mm×210mm/48ページ(カラー図版:13p、テキスト:11篇)   画家・小山維子による2025年のカレンダー。月ごとにエッセイも収録されています。   このカレンダーは、1人の絵描きが日々の中で知った社会の出来事や、制作での気づきなどをこれか […]

エトセトラ VOL.12

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エトセトラブックス/A5判/128ページ   特集:戦争をやめる 「止(と)めようとしたのに」と、あとから言いたくない。 いま、ここで戦争を拒むフェミニストたちの意思表示号。 パレスチナへのジェノサイドはいまだ終わらず、日本も戦争に加担、あるいは戦争準備中としか感じられない昨今。フェミマガ […]

Barbarian Calendar 2025 — All Cops are Bastards/All Creatures are Beautiful

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Barbarian Books/A4/28ページ   バーバリアン・ブックスの2025年オリジナルカレンダー。テーマはACAB(すべての警官はクソ/すべての生き物は美しい)! ナラザキモモエのイラスト。A4サイズ、リソグラフ印刷2色刷り。 ♫ 警察がいない世界を想像してみて下さい 一度試し […]

福音と世界 2024年12月号

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新教出版社/A5判/80頁   特集 待ち望む──待ちつつ急ぎつつ 主よ、いつまでなのですか …..北博 新約聖書における「待ち望む」ことの意味 ──暴力と戦争の時代のただ中で…..山口希生 ディスペンセーショナリズムとキリスト教シオニズム……大宮有博 ポップカルチャーにおける終末のイメー […]

青年失业潮下:劳动调查

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工劳小报/A5/82页   根据国家统计局数据,2022年以来全国16-24岁青年失业率攀升明显,于2023年6月达到21.3%,远超多数国家。此后,国家统计局宣布暂停发布该数据。有学者指出,算上非在校生的失业青年,该比例应达至46.5%。青年失业既与全球市场重整有关,也折射了疫情后中国经 […]

福音と世界 2024年11月号

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新教出版社/A5判/80頁   特集 現代日本において宗教哲学を構想する 「宗教哲学」を語る「言葉」を求めて …..杉村靖彦 現代日本と解釈学的宗教哲学…..岡田勇督 政治と宗教の交差── 善をめぐる哲学と神学……鬼頭葉子 コロナ検証としての偶像学── 神学と宗教哲学との間で考える……濱崎 […]

Slingshot Organizer 2025

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米バークレーのアナキスト・コレクティブSlingshotがつくるラディカル・スケジュール帳。日付けにはそれぞれ民衆の抵抗の歴史に基づく出来事を記載。アクティビストお役立ち情報、月経周期表、世界各地のラディカル・コンタクト・リストなども掲載されています。手描きと切り貼りによるデザイン・レイアウトで、色 […]

ガザ 欄外の声を求めて FOOTNOTES IN GAZA

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ジョー・サッコ著 早尾貴紀訳/Type Slowly/B5変形判/432ページ   コミックのアカデミー賞「アイズナー賞」受賞作品 世界屈指の風刺漫画家による芸術的ジャーナリズム 「人間」を問う、小さき声。 1956年、ハーンユーニスで275人、ラファハで111人のパレスチナ人がイスラエル […]

幸徳秋水伝 無政府主義者宣言

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栗原康 著/夜光社/四六判/480ページ   非戦! 無政府! ストライキ! 大杉栄の兄貴分にして元祖日本のアナキスト。 自由民権運動に触れた少年時代、中江兆民の書生時代、万朝報での記者生活、堺利彦らとの平民社時代、渡米、サンフランシスコ大地震、クロポトキンとの文通、足尾暴動、管野須賀子と […]

福音と世界 2024年10月号

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新教出版社/A5判/80頁   特集 反政治──国家と権力の論理から離れて 政治というアポリア ──『社会契約論』再訪…..王寺賢太 イエス・キリストは選挙にいかない── トルストイの神秘主義アナキズム…..栗原康 自分の声を見つける── あるいはデモクラシーのラディカルさについて……田崎 […]

自立からの卒業

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勝山 実 著/現代書館/四六判/240ページ   著者の勝山さんは1971年生まれ。高校3年生の時に不登校になり、以降、「ひきこもり」となりました。現在に至るまでの壮絶な人生は本書を読んでいただくとして、いわゆる「8050(はちまるごーまる)問題」世代のど真ん中です。勝山さんはここ数年の間 […]