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イ・ランの真髄。ラヴとライフ、ファミリーとフレンズの2枚組ライブ・アルバム。
2018年3月、5人編成のパワフルなバンド・セットでの東京公演をノーカット収録。
エッセイやコミックも含めて、今、最も注目を集める韓国のマルチ・アーティスト、イ・ラン。シンガー・ソングライターとしても長く活動してきた彼女にとって初のホール公演となった2018年の東京、ひらつかホールでの2時間超の公演を、ユーモラスでヒューマンなトークを交えてCD2枚組に完全収録したライブ・アルバムが完成しました。
SoundCloudにアップされている人気曲「患難の世代」や、2018年初頭にYouTubeに公開されたビデオが大きな話題を呼んだ「イムジン河」のカバー。さらには柴田聡子との共作盤『ランナウェイ』に収録されていた「何気ない道」をはじめ、ファースト・アルバム『ヨンヨンスン』と傑作セカンド・アルバム『神様ごっこ』からの曲を散りばめたベスト・オブ・ベストなセットリストも格別。冒頭、固唾を呑むような緊張感を孕んでいた客席が、イ・ランの気取らないやりとりをとおして徐々に心をときほぐされ、最後に大きな熱狂へと達する感動的なパフォーマンスをご堪能いただけます。
もちろん、バックに陣取る4人組バンドの存在感も特筆もの。イ・ランの右腕としておなじみのチェリスト、イ・ヘジはもちろん、DJとしての活動でも知られるユ・ヘミ、クアン・プログラムの豪腕ドラマー、キム・ヨンフンとソリミュージアムのベーシスト、イ・ジョンウのパワフルなリズム・セクション。そんな精鋭たちのグルーヴとハーモニーを背に受けたイ・ランの歌声が空を突き抜け、オーディエンスを揺さぶっていく様が眼に浮かぶ生々しい仕上がりとなりました。
笑いあり涙あり、さらに諧謔も社会への問いかけもある。人間イ・ランひとりだけの親しみやすさや深度だけでなく、聴衆一人ひとりの心が大きく燃え上がっていく圧倒的なドキュメンタリー作品とも言えるイ・ランの最新作です。
アートワーク:廣川毅
イ・ラン(이랑)
韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。2012年にファースト・アルバム『ヨンヨンスン』を、2016年に第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞したセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースして大きな注目を浴びる。2019年には柴田聡子との共作盤『ランナウェイ』を発表。さらに、2018年にはエッセイ集『悲しくてかっこいい人』を、2019年にはコミック『私が30代になった』を本邦でも上梓。その真摯で嘘のない発言やフレンドリーな姿勢、思考、行動が韓日両国でセンセーションとシンパシーを生んでいる。
Disc A
1. 平凡な人
2. ピイピイ
3. 日記
4. 世界中の人々が私を憎みはじめた
5. 家族を探して
6. ヨンヨンスン
7. 君のリズム
8. 食べたい
9. ラッキーアパート
10. 物語の中へ
Disc B
1. 東京の友達
2. 悲しく腹が立つ
3. 患難の世代
4. 神様ごっこ
5. 私はなぜ知っているのですか ~ 笑え、ユーモアに(メドレー)
6. 私がもし神様だったら
7. 何気ない道
8. イムジン河
9. 良い知らせ、悪い知らせ