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ジェームズ・C・スコット著 清水展, 日下渉, 中溝和弥訳/岩波書店/四六上製/216頁
アナキズムとは特別な政治運動でも革命でもなく、日々の暮らしの中から社会を変えていく実践である――東南アジアでのフィールドワークを通じて、国家の束縛から離れた社会のあり方を希求してきた政治学・人類学の泰斗スコットが、西欧文明社会で暮らす自らの経験からたどり着いた実践的アナキズムのエッセンスを、軽妙洒脱に説き明かす。
ジェームズ・C.スコット
1936年生まれ。イェール大学政治学部・人類学部教授。著書に『モーラル・エコノミー』『ゾミア』がある。