7月2日(土)/3日(日)は、東京藝術大学 上野キャンパスで行われる「カルチュラル・タイフーン2016」に参加するため、IRAはお休みです。A3BCが版画の展示とワークショップを開催します。IRAの物販もA3BCのブース内で小さく広げる予定ですので、もしご購入希望の商品がありましたら事前にメールでご連絡ださい。当日に会場でお渡しします。
《版画STRIKE ― Can you feel it から Anyone can do it へ》
日 時:2016年7月2、3日(土・日)9:00 ~ 18:00
場 所:東京藝術大学 大学会館入り口テント ※㉖大学会館前→ http://www.geidai.ac.jp/access/ueno
参加費:無料
マハトマ・ガンディーが始めたとされるハンガー・ストライキ。ハンガー(飢餓)といえば、終戦の翌年に餓死した幻想の版画家、谷中安規が浮かんできます。 谷中安規は永瀬義郎の書いた創作版画の指南書「版画を作る人へ」を目にして版画を作り始め、「版画を作る人へ」を読んで木版画を試みていた内山嘉吉が、上 海で魯迅に依頼され行った版画講習会をきっかけに、中国木刻運動が始まり抵抗運動の力となりました。「ハンガー」と「ハンガ」は言葉を超えて繋がっている のかもしれません。
近年、東南アジアでD.I.Y.パンク精神によって再発見され、社会運動として興隆の兆しをみせる木版画。インドネシアの版画コレクティブ、タリンパディ はスハルト独裁政権末期の混乱した状況の中、元美術学校を占拠し、抵抗と制作の拠点としていました。版画工房では数多くのポスター、ビラ、バナーが作られ たことでしょう。A3BCが行ってきた日本国内、欧州各地でのワークショップによっても、その運動は世界に広がりつつあります。
東京藝術大学で行われるカルチュラル・タイフーン2016において、A3BCは辺野古と高江のテント村、経産省前テント広場における非暴力と不服従に連帯 するようにキャンパスにテントを建て、非暴力不服従運動としての木版画ワークショップとバナーの展示、木版画グッズの販売を行います。