ミニコミからZINEへ ーカウンターカルチャーの印刷物はどのように作られたか?

『アイ・アム・ヒッピー』増補改訂版2nd 発売記念イベント DAY2!

 『プシュケー』『部族新聞』『オーム』『名前のない新聞』など、60年代から70年代にかけて、カウンターカルチャーの強い影響を受けたミニコミ誌が次々と出版されました。このようなミニコミ誌は、今では「ZINE」と呼ばれ、専門的な技術や知識がなくても誰でも簡単に作ることができますが、当時はいったいどのように作っていたのでしょうか?

 1976年、西荻窪のビル共同体、ほびっと村の中にできたプラサード編集室で、浜田光(あぱっち『名前のない新聞』編集代表)、山尾三省、おおえまさのり、星川淳らと行動を共にしていた槇田 きこり 但人さんをお迎えし、当時の様子を詳しくお聞きします。

 きこりさんは、その後、同じ場所にプラサード書店を開店。カウンターカルチャー系のセレクト書店の先駆けとして、個人の自主出版物やミニコミなどを多く取り扱ってきました。近年も「カウンターカルチャー・アーカイブ《私の青空》」という企画で、ヒッピー世代の重要人物から、数多くの逸話を収集してきました。

 カウンターカルチャーの印刷物に興味のある方、現在、ZINEなどの自主出版物を作っている方は、色々と貴重なお話が聞ける機会ですので、ぜひお越しください。

 

日時 2023年7月1日(土)15時〜17時
会場 IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(東京都新宿区新宿1-30-12-302) 
会費 自由料金(投げ銭制)

トーク:槇田 きこり 但人(プラサード書店・カウンターカルチャー・アーカイブ《私の青空》)
聞き手:桝田屋昭子(森と出版)、ハーポ部長(気流舎)

▼槇田 きこり 但人
1976年〜77年プラサード編集室、1977年10月から1994年まで西荻窪にて本屋「プラサード書店」を経営。生まれ故郷富士吉田に戻り、富士山信仰・熔岩樹型の研究、御師の家カムナビをいとなみ維持しながら、カウンターカルチャー・アーカイブ《私の青空》を行っていた。

●『アイ・アム・ヒッピー』増補改訂版2nd 発行記念イベント 3DAYS

DAY1
6/30(金)19時〜「都市型コミューンの可能性 ー砂川共同体・石神井村コミューン・ミルキーウェイキャラバン」@気流舎 トーク:大友映男(自然食品店 やさい村)、川上陽子(ヒッピーコミューン研究) 自由料金(投げ銭制)

DAY2
7/1(土)15時〜「ミニコミからZineへ ーカウンターカルチャーの印刷物はどのように作られたか?」@IRA トーク:槇田 きこり 但人(プラサード書店代表・カウンターカルチャー・アーカイブ《私の青空》) 自由料金(投げ銭制)

DAY3
7/2(日)15時〜「書物とカウンターカルチャー」@ほびっと村学校 トーク:山路和広(Flying Books店主)、スペシャル・ゲスト:長沢哲夫(ナーガ) 参加費:1,500円


主催 森と出版 お問い合わせ→masudaya@mshoei.co.jp