ダヴィッド・ジョップ詩集

3412

ダヴィッド・ジョップ詩集  (3412)

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ダヴィッド・ジョップ(著) 中村隆之(編集・翻訳・解説)/夜光社/四六変型判/96ページ

 

ダヴィッド・ジョップは、 サルトルが「黒いオルフェ」と呼んだ黒人詩人の一人である。 もともと抑圧者の言語だったフランス語で書かれ、 いま初めて日本語で甦る彼の詩は、過去の奴隷制度の記憶から生まれた苦い叫びであるとともに、彼が目指す黒く輝く母なるアフリカの魂への熱い呼びかけでもある。

――鈴木道彦

 

デビュー作を含む初期の詩篇と、生前唯一出版された詩集『杵つき』の計二二篇の詩の他、フランス語表現の黒人創作者という自らの立場の矛盾、葛藤を超えてアフリカ独自の文化創出を構想する詩論「国民詩論争への寄与」等の散文四篇を収録。また、日本ではほとんど知られていないこの詩人の生をたどった編訳者書き下ろしの評伝を加えた、ダヴィッド・ジョップ詩集の決定版。

 

目次

・ダヴィッド・ジョップ(レオポル・セダール・サンゴール)
・初期五篇(一九四八)
殉教者の時
すべてを失った者……
こらえてみろ哀れなニグロよ
どこかの白人がおれに言った
暴力への反抗
・詩集『杵つき』(一九五六)
わが母に
ハゲワシども
本当の道
時刻
鎖の死に際
黒い肌の踊り子へ
一緒に

欺く連中へ
変節者
同志たちよ聞いてくれ
きみのそばに
アフリカ
黒い肌の子へ
確信
ラマ・カム
浮浪者ニグロ
・散文(一九五三~五九)
植民地の事実に直面するアフリカ人学生
バンドン会議についてのアフリカ人の証言
国民詩論争への寄与――黒人諸人民における国民詩の条件をめぐって
ギニアの教育改革をめぐって
・解説と資料
ダヴィッド・ジョップ小伝(中村 隆之)
図版
ダヴィッド・ジョップのために――訳者あとがきに代えて
出典

 

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