資本主義後の世界のために―新しいアナーキズムの視座

2906

資本主義後の世界のために―新しいアナーキズムの視座  (2906)

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デヴィッド・グレーバー 著 高祖岩三郎 訳・構成/以文社/四六判上製/216頁

 

いまここにあるコミュニズム

『アナーキスト人類学のための断章』で日本の思想界に強烈なインパクトを与えたデヴィッド・グレーバーへの待望のインタビュー集。斬新なグレーバー的価値 理論が、希望なき資本主義システムのオルタナティヴを提示する。どれほどの大企業であれ、その内実はコミュニズム的でしかありえず、危機のときには必ずそ れをあてにする現実――。こうした事実をもとに、人類学者でありアナーキストでもあるグレーバーの想像力が一気に爆発する。歴史と未来を同時に読み替え る、希望に満ち溢れた社会・経済理論をここに。

 

【目次】
高祖岩三郎/序文  共に考える場所、共に組織する時
D・グレーバー/インタビュー・1   新しいアナーキズムの政治
新しいアナーキズム①――組織論について
新しいアナーキズム②――戦術をめぐる攻防
マルクス主義とアナーキズム①――戦略分析と実践倫理
マルクス主義とアナーキズム②――ネグリと「前衛主義」について
想像的対抗力をめぐって①――社会機構の否定と現前
想像的対抗力をめぐって②――「戦闘規約」の書き換え
人類学的価値理論――共産主義社会に寄生する資本主義
疎外と革命
9・11以後、運動はいかに可能か

D・グレーバー/インタビュー・2  新しいアナーキズムの哲学
社会学とユートピア
理性と道理
贈与の類型学
進歩史観をめぐって
グレーバー的価値論の世界①――価値の測定と価値の実現
グレーバー的価値論の世界②――負債と貨幣
グレーバー的価値論の世界③――権利・私的所有・税
グレーバー的価値論の世界④――「人間経済」について
アナーキスト的世界システム論
フェティシズムの再解釈
新しいアナーキズムの哲学①――マルクスとモース
新しいアナーキズムの哲学②――幾人かの先駆的思想家たち
カストリアディス/ヴァネーゲム/バスカー/ホロウェイ/まとめにかえて

D・グレーバー/論文  負債をめぐる戦略

D・グレーバー+矢部史郎/対話  資本主義づくりをやめる
前衛主義と暴力をめぐって/フェミニズムと低理論の実践/自律と表現

高祖岩三郎/あとがき

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