ダヴィッド・ジョップ詩集

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ダヴィッド・ジョップ(著) 中村隆之(編集・翻訳・解説)/夜光社/四六変型判/96ページ   ダヴィッド・ジョップは、 サルトルが「黒いオルフェ」と呼んだ黒人詩人の一人である。 もともと抑圧者の言語だったフランス語で書かれ、 いま初めて日本語で甦る彼の詩は、過去の奴隷制度の記憶から生まれた […]

サラム ひと

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崔真碩 著 行友太郎 解説/夜光社/四六変型判/122ページ   「世界の目標は崩壊することだ。だからこそ、崩壊しない。」 近代の終焉後の人のあり方を模索するアナキスト・崔真碩の第一詩集<サラム ひと>に、1937 年東京で客死した李箱の胸中に迫る「近代を脱する――李箱『倦怠』論」、武田泰 […]